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ChatGPTのCMで流れている女性が歌う夏っぽい曲がしりたい!

杏里   2026/09/25掲載
ChatGPTのCMで流れてきた女性が歌っている夏っぽい曲がしりたいのでおしえてください!
 人工知能を開発するアメリカのベネフィット・コーポレーションのオープンAI(OpenAI)は、対話型生成AIサービス「ChatGPT」の日本初のブランドキャンペーンを2026年8月より展開。転勤をきっかけに新しい生活を形づくるため、地方の駅に降りるサラリーマン、新たな顧客を呼び込む看板ドーナツを試案しながら、海辺でキッチンカーを開くカフェオーナー、事務作業をChatGPTに問いかけながら任せて音楽に集中するミュージックバーのチームという、それぞれ3つのストーリーを描きながら、「ChatGPT」が日常生活において一歩先に踏み出すための助けをもたらす“相棒”となることを表現しています。

 CMで使われている3つのストーリーのうち、「Donut」篇で用いられている女性が歌う“夏っぽい楽曲”は、杏里の「Windy Summer」です。同曲は1983年12月リリースの杏里の6thアルバム『Timely!!』(写真)に収録された楽曲で、角松敏生が作詞、作・編曲を担当。タイトルどおり心地よい風が吹く夏の季節を想起させ、昨今のシティ・ポップ・ムーヴメントで再評価されています。

 『Timely!!』は、杏里のブレイクとなったアニメ『キャッツアイ』の主題歌「CAT'S EYE」の別テイクや「悲しみがとまらない I CAN'T STOP THE LONELINESS」といったシングルをはじめ、「STAY BY ME」「YOU ARE NOT ALONE」「SHYNESS BOY」「DRIVING MY LOVE」などシングル曲以外でも良曲が詰まっており、自身初となるアルバムチャート1位を達成したほか、翌1984年には年間トップ10入り。全編のプロデュースを手掛けた角松のプロデューサーとしての出世作にもなりました。

 作家陣には林哲司らも参加し、スタイリッシュなAORやダンス・サウンドを展開。デビュー当初はいわゆるニューミュージックや叙情派フォークポップス路線だった杏里が、1983年の「思いきりアメリカン」あたりから模索してきた夏や海などのリゾート感やアーバンなイメージを定着させた、ターニングポイントとなった作品ともいえます。その後、海外でのシティ・ポップ、あるいは80年代サウンドのブームも手伝って、当時のアナログ・レコードやカセットテープは高額で取引される人気銘柄となり、アナログ・レコードは再発もされています。

 なお、「ChatGPT」のCMでは、「Donut」篇の杏里「Windy Summer」のほか、地方転勤のサラリーマンを描いた「Transfer」篇では團伊玖磨「宮本武蔵」が、ミュージックバーのチームが登場する「Hifi」篇では環ROY「Offer」が、それぞれ使われています。


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