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タイトルだけで気になる! 思わず再生したくなるユニークな曲名

2026/07/31掲載
思わず再生したくなるようなユニークなタイトルの楽曲を教えてください。
タイトルだけで気になる! 思わず再生したくなるユニークな曲名
 音楽との出会いは、メロディやアーティスト名だけではありません。思わず二度見してしまうような曲名や、「どんな曲なんだろう?」と気になって再生ボタンを押したくなるタイトルも、その魅力のひとつです。インパクト抜群のものから、思わずクスッと笑ってしまうもの、不思議な言葉選びで想像をかき立てるものまで、ユニークなタイトルの楽曲は数多く存在します。

 今回は、タイトルだけで気になってしまう、個性あふれる曲名の楽曲をピックアップしてご紹介します。

あいみょん「ナウなヤングにバカウケするのは当たり前だのクラッ歌」
 タイトルから強烈なインパクトを放つ本楽曲は、2015年5月20日リリースのデビュー・ミニ・アルバム『tamago』に収録された、「古き良き言葉を忘れないで」というメッセージが込められた一曲。歌詞には「当たり前だのクラッカー」「そんなバナナ」「チョベリバ」など、かつて流行した“死語”が次々と登場し、どこか懐かしさを感じさせます。歌詞に沿ったコミカルなミュージック・ビデオも見どころで、上下デニム姿でアコースティックギターを弾き語るあいみょんの姿が、昭和の雰囲気をより一層引き立てています。昭和を感じさせる言葉遊びが光り、あいみょんならではのユーモアとセンスが詰まった楽曲です。



大塚愛「黒毛和牛上塩タン焼680円」(写真)
 まるで焼肉店のメニューのようなタイトルが印象的な、大塚愛7枚目シングル。本人は、この長いタイトルについて、B’zの「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」に対抗したと語っています。インパクト抜群のタイトルだけでなく、歌詞では金網と焼肉の関係を男女の恋愛に重ね合わせるというユニークな世界観を展開。独創的な発想とキャッチーなメロディで、多くのファンに愛されている一曲です。また、「黒毛和牛上塩タン焼735円」版もあり、あわせて聴いていただきたいところです。



岡崎体育「MUSIC VIDEO」
 曲名がそのまま「MUSIC VIDEO」という、思わず目を引くタイトルが印象的な一曲。MVの“あるある”をコミカルに描いた内容が話題となり、岡崎体育の名を広く知らしめた代表曲です。MVの撮影監督は、同じ中学校出身でテニス部の先輩後輩という縁を持つ、ヤバイTシャツ屋さんのこやまたくやが担当。2017年3月には、第20回文化庁メディア芸術祭「エンターテインメント部門 新人賞」を受賞するなど高い評価を受けました。楽曲はもちろん、ユーモアあふれる映像とあわせて楽しみたい一曲です。



Juice=Juice「「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?」
 会話の一節をそのまま切り取ったような長いタイトルが印象的な、Juice=Juiceメジャー12枚目シングル。初代リーダー・宮崎由加のラスト参加シングルとしても知られ、公式略称は“ひとそれ”。自立した女性だからこその複雑な心情を描いた歌詞は、多くの共感を集めました。2025年11月には、YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」で披露され、その圧倒的な歌唱力と表現力が改めて話題に。タイトルのインパクトだけでなく、グループの魅力もたくさん詰まっており、楽曲「盛れ!ミ・アモーレ」をきっかけでファンになった“盛れミ新規”の方にも聴いていただきたい一曲です。



SixTONES「人人人」
 漢字が3文字並んだだけのシンプルながら印象的なタイトルは、歌詞にも登場する“手のひらに「人」の字を3回書いて飲み込む”という、おなじみのおまじないが由来。メンバー・松村北斗はライナーノーツで「わざわざ聴かせるべきではない内容を赤裸々に歌っている。しかし聴き終わった後に肩の力が抜けて楽になるおまじないのような歌」とコメントしています。ジャズファンクを思わせるサウンドや印象的なイントロに加え、ラップ担当の田中樹だけでなく、SixTONESメンバー全員のラップや高いヴォーカルスキルも堪能できる一曲。タイトルの意味を知ることで、より深く楽曲の世界観を味わえます。



back number「助演女優症」
 「主演女優」と「症」を組み合わせた造語のタイトルが印象的な一曲。“主演にはなれない=2番目の女性”という立場を自ら理解しながらも、本気で恋をしてしまった女性の心情を繊細に描いています。都合のいい関係に身を置く女性の葛藤や切なさを、残酷なほどリアルな言葉で表現した歌詞は、許されない恋を経験したことがなくても、主人公の心情に胸を締め付けられます。続編として制作された「助演女優症2」もback numberファンの間で高い人気を誇り、あわせて聴くことでより深く楽曲の世界観を楽しめます。



藤井風「何なんw」
 ネットスラングの「w」をそのまま取り入れたタイトルが話題を呼んだ、藤井風のデビュー・シングル。本人が「どこを切っても、自分らしいと胸を張って言えるような曲にしたかった」と語るように、歌詞には〈何なん〉〈何じゃったん〉といった地元・岡山の方言が散りばめられ、自身のルーツや個性が色濃く表れています。耳に残るメロディと独自の歌詞世界で、藤井風の存在感を強く印象付けた代表曲のひとつ。全編ニューヨークで撮影されたスタイリッシュなMVにも注目です。



マカロニえんぴつ「洗濯機と君とラヂオ」
 一見つながりのない言葉を並べた、不思議な響きのタイトルが印象的な一曲。歌詞では、目の前の恋に向かって猪突猛進に突き進む男性の姿が描かれており、タイトルにある“洗濯機”は、主人公の心の中で渦巻く恋心を表現しています。冒頭の歌詞から「洗濯機と君とラヂオ」というタイトルの意味が明かされ、はっとり(vo,g)ならではの独特な言葉選びや愛情表現が光る作品。思わずタイトルの意味を考えたくなる、マカロニえんぴつらしい世界観が詰まった楽曲です。



ヨルシカ「だから僕は音楽を辞めた」
 「なぜ音楽を辞めたのか?」と思わず理由が気になってしまう、物語性を感じさせるタイトルが印象的な一曲。2019年4月10日リリースのヨルシカ1stフル・アルバム『だから僕は音楽を辞めた』の表題曲であり、アルバムのラストを飾る重要な楽曲です。歌詞では、音楽を辞めるという決断をした主人公が、それでもなお音楽への未練や本音をのぞかせる様子が描かれ、切ない心情が伝わってきます。アルバム全体を通してひとつの物語が紡がれており、その世界観を象徴する代表作として、ぜひアルバムの収録曲とあわせて味わってほしいナンバーです。



RADWIMPS「25コ目の染色体」
 RADWIMPSのメジャー1作目、通算4作目のシングル。人間の染色体は常染色体22対と性染色体1対の計23対46本で構成されていますが、本楽曲では歌詞にも登場する“ハッピー運”と“ラッキー運”を加えた“25コの染色体”という独創的な発想で、誰が聴いても自分の話になるような楽曲。生と死、愛をテーマにした楽曲を数多く生み出してきたRADWIMPSの中でも、“生まれる前”という新たな視点から描かれた世界観が印象的で、トリビュート・アルバム『Dear Jubilee -RADWIMPS TRIBUTE-』では、上白石萌音がカヴァーしたことでも話題となりました。



 インパクト抜群のものから、思わず意味を考えたくなるものまで、ユニークな曲名にはアーティストならではの発想や楽曲に込められたメッセージが隠されています。タイトルをきっかけに楽曲を知り、その世界観や歌詞に触れることで、新たな音楽との出会いが生まれることもあるでしょう。気になる一曲があれば、ぜひタイトルの意味にも注目しながら聴いてみてください。
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