“百獣の王”と呼ばれる食物連鎖の頂点に立っているライオンが絶滅の危機にさらされていることを知ってもらい、ライオンの保護を喚起するため、南アフリカ・ヨハネスブルクに本部がある非営利団体「アフリカン・パークス」(African Parks)が、8月10日を「世界ライオンの日」(World Lion Day)に制定しています。
近年、生息しているサバンナや草食動物が減少し、砂漠化の影響による環境の悪化、レジャー目的のハンティングなどの影響で、ライオンは個体数の減少が懸念され、国際自然保護連合(IUCN)の保存状況評価で絶滅危惧種に指定されています。このような現状を広め、ライオンの保護と理解を求めるイベントが2013年8月10日に行なわれたことから、8月10日が国際的な啓発日「世界ライオンの日」をとしています。
さて、ライオンは、
手塚治虫の漫画『ジャングル大帝』やディズニーの
アニメやミュージカル『ライオン・キング』をはじめ、さまざまな作品で“主役”として描かれることが多くありますが、日本の楽曲でも“百獣の王”ゆえに“ライオン”をタイトルにした楽曲が多数あります。そのなかから、いくつか紹介していきましょう。
シンプルに「ライオン」をタイトルに冠した曲を発表しているのは、
ポルノグラフィティ、
遊助、
渋谷すばる、
天野月子、
10-FEET、
ベリーグッドマン、
MUCCなど。アニメ『マクロスF』のオープニングテーマに起用されたのは、
May'nと
中島愛によるデュエット曲「
ライオン」でした。
さだまさし「
風に立つライオン」は同名映画の主題歌で、1990年の『NHK紅白歌合戦』にて歌唱。
TM NETWORKのデビュー・シングルとして1984年にリリースされたのは「
金曜日のライオン (Take it to the lucky)」でした。また、
CHAGE and ASKAは「風のライオン」、
もんたよしのりは「草原のライオン」、
TUBEは「丘に立つライオン」、
早見優は「
渚のライオン」、
奥田民生は「ライオンはトラより美しい」など、それぞれのライオン像を歌っています。
「
燃えてヒーロー」とともにアニメ『
キャプテン翼』の主題歌となったのが、
沖田浩之の「冬のライオン」です。“いまの俺は 冬のライオン”というフレーズが印象的な同アニメのエンディングテーマでした。
長渕剛のシングル「
金色のライオン」は携帯電話のCMソングに起用され、CMでは長渕自身が疾走する姿も話題になりました。なお、「金色のライオン」という楽曲は、
川村カオリや
小林麻美らも歌っています。
工藤静香は、
中島みゆきから提供された「裸爪(はだし)のライオン」を歌唱。のちに、中島はアルバム『
おとぎばなし-Fairy Ring-』にて同曲をセルフカヴァーしています。
アイドル・シーンでも“ライオン・ソング”は少なくなく、
SUPER EIGHTが関ジャニ∞時代に放った「宇宙に行ったライオン」や、ミュージック・ビデオでの
西野七瀬の演技も話題となった
乃木坂46の「無口なライオン」、改名後の初のアルバム『
ときめきがすべて』に収録された
超ときめき♡宣伝部「ライオンガール」などがあります。
アイドリング!!!が歌った「
サマーライオン」(写真)は、メンバーだった橘ゆりかが応援しているFC東京をはじめ、サガン鳥栖や高知ユナイテッドSCなどのサッカー・Jリーグクラブのチャント(応援曲)として歌い継がれています。
そして、ライオンソングとしてもっとも知られていると思われるのが、
SMAPの32枚目のシングルとなった「
らいおんハート」。
草彅剛主演ドラマ『フードファイト』の主題歌に起用された同曲は、2000年のビッグヒットのひとつとなり、『NHK紅白歌合戦』でも歌唱。また、ウェディングソングの定番曲としても知られています。