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あの夏がよみがえる! 平成レトロな夏うた10選

2026/08/14掲載
今だからこそ聴きたい平成レトロな夏うたを教えてください。
あの夏がよみがえる! 平成レトロな夏うた10選
 海、花火、夏祭り、恋――。平成の夏を彩ったあの曲たちは、時代が変わった今も色あせることなく、私たちの記憶に残り続けています。近年では、SNSやCMなどをきっかけに、当時を知らない若い世代から注目を集める楽曲も。

 今回は、そんな“平成レトロ”な夏の名曲から、聴けばあの頃の風景がよみがえる10曲をピックアップ。懐かしいけれど、今聴いても新鮮。平成の夏を思い出しながら、もう一度聴きたくなる夏うたを紹介します。

HALCALI「おつかれSUMMER」
 HALCA(ハルカ)とYUCALI(ユカリ)による女性ラッパー・デュオ“HALCALI”が、2003年9月にリリースした1stアルバム『ハルカリベーコン』に収録された「おつかれSUMMER」。力の抜けたラップと軽快なサウンドが心地よいこの楽曲が、リリースから22年の時を経て、再び注目を集めています。近年SNSをきっかけに若い世代の間で人気が広がると、2026年3月には世界的なリバイバル・ヒットを受けて新パッケージで配信リリース。さらに同年5月にはYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」に出演し、「おつかれSUMMER」を披露しました。また、リリースから22年を経て公式ミュージック・ビデオも制作され、公開からわずか数日で100万回再生を突破するなど、その勢いはとどまるところを知りません。なお、8月には〈SUMMER SONIC 2026〉への出演も決定。正式な活動発表によるライヴ出演は実に13年ぶりとなります。平成生まれの夏ソングが、令和の今、新たな世代に発見され、再び夏の音楽シーンを盛り上げています。



ORANGE RANGE「上海ハニー」
 平成の夏を語るうえで外せない、ORANGE RANGEの代表曲「上海ハニー」。2003年にリリースされ、ノンタイアップながら彼らの名を一躍世に広めた一曲です。キャッチーなメロディと遊び心たっぷりの歌詞、思わず口ずさみたくなる「上海ハニー」というフレーズが印象的で、今聴いても当時の夏の空気を感じさせてくれます。近年では、畑芽育らが出演する「Essential」のCMや「カーセンサー」のCMに起用されるなど、リリースから20年以上経った今もさまざまな場面で耳にする機会が増えています。当時を知らない世代にもその存在が広がっているのは、まさに平成レトロな楽曲ならではの魅力です。なお、ORANGE RANGEは、8月29日(土)から地元・沖縄を皮切りに結成25周年ホール・ツアーを開催。現在の彼らが奏でる「上海ハニー」が、どんな熱い夏を作り出してくれるのかにも注目です。



KARA「Go Go サマー!」
 日本におけるK-POPブームの火付け役となったKARAの「Go Go サマー!」。2011年に日本でリリースされた本楽曲は、夏の開放感をそのまま詰め込んだようなキャッチーなフレーズと、弾けるようなサウンドが印象的なサマー・チューン。楽曲とともに注目したいのが、印象的なダンスです。メンバーが披露する振り付けには、日本発祥のダンス文化「パラパラ」を取り入れた要素もあり、当時の平成ギャルカルチャーとも相性抜群。KARAが日本で大きな人気を集めていた頃の夏を思い出させてくれる、まさに“平成レトロ”な一曲です。聴くだけで気分まで明るくなるような、元気いっぱいの夏ソングとなっています。そんなKARAは、2026年10月に日本でのファン・コンサートの開催が決定しています。あの頃「Go Go サマー!」を聴いていた人も、今初めてこの曲に触れる人も、KARAと一緒にもう一度“平成の夏”を楽しんでみてはいかがでしょうか。



浜崎あゆみ「BLUE BIRD」
 平成の夏を代表する歌姫・浜崎あゆみの「BLUE BIRD」(写真)。2006年にリリースされた本楽曲は、爽やかで開放的なサウンドが印象的な夏ソングでありながら、夏の恋を盛り上げる“恋うた”としても楽しめる一曲です。青い空や輝く海を思わせるような爽快感の中に、浜崎あゆみならではの愛の形が描かれています。また、ファンの間では、浜崎あゆみとの“絆を感じる曲”としても親しまれています。夏の恋を歌った楽曲として楽しむのはもちろん、彼女とファンとのつながりに思いを馳せながら聴くなど、さまざまな視点で味わえるのも「BLUE BIRD」の魅力です。イントロを聴くだけで、強い日差しや青い空が広がる平成の夏がよみがえるような本楽曲。懐かしさだけではなく、今も聴く人それぞれの思いを重ねられる、色あせない夏の一曲です。



BONNIE PINK「A Perfect Sky」
 BONNIE PINK自身が作詞・作曲を手がけた代表曲「A Perfect Sky」は、恋愛を楽しみながらも、自分らしく自立して生きる女性の姿を描いた一曲。2006年にリリースされ、資生堂「ANESSA」のCMソングに起用されたことでも大きな話題となりました。CMでは「ANESSA」のキャッチコピー「太陽系最強。」にちなみ、「夏ソング最強。」と銘打たれたことからも、その圧倒的な夏感がうかがえます。どこまでも広がる青空を思わせる爽快なサウンドと、BONNIE PINKの伸びやかな歌声が魅力で、聴くだけで海辺で過ごす夏の一日が目に浮かびます。平成の夏を知る世代にとっては懐かしさを感じさせながらも、描かれている女性像は今聴いても色あせません。また、2026年7月には、日本テレビ系『THE MUSIC DAY 2026』で「A Perfect Sky」を披露。リリースから20年を迎えた今も、夏の定番曲として愛され続けています。まさに“平成レトロ”を代表する、色あせない夏ソングです。



桑田佳祐「波乗りジョニー」
 夏の海辺やドライブで聴きたくなる、桑田佳祐の「波乗りジョニー」。2001年にリリースされた本楽曲は、原由子が奏でるピアノのイントロも印象的な、桑田佳祐を代表する夏ソングのひとつです。青い海や照りつける太陽を思わせる爽快なサウンドと、桑田佳祐ならではの軽やかで色気のある歌声が、夏の気分を一気に盛り上げてくれます。実は「波乗りジョニー」というタイトルは、桑田佳祐が大学生の頃から「いつかこのタイトルで曲を作ろうと思っていた」という、長年温めていたもの。そんな思いが20年以上の時を経て一曲の夏うたとなり、今も世代を超えて親しまれています。現在開催中の〈桑田佳祐 夏祭りツアー 2026 supported by カンロ〉でも、「波乗りジョニー」を聴くことができるのか注目です。もし披露されれば、会場が一気に夏の海辺へと変わるような、盛り上がること間違いなしの一曲です。



YUI「SUMMER SONG」
 夏休みの青空の下、自転車でどこまでも走っていきたくなるようなYUIの「SUMMER SONG」。2008年にリリースされた楽曲で、現在もSNSなどをきっかけに若い世代から支持を集めています。爽やかなギターサウンドとYUIの透明感のある歌声が、友達との時間や淡い恋など、青春の一場面を鮮やかに映し出す一曲です。本楽曲は、YUIの楽曲「Laugh away」の続編として制作されたもの。同一のストーリーを、今度は女性目線の気持ちで描いており、2曲を続けて聴くことで物語がより深く楽しめます。さらに、岡本杏理林遣都が出演するMVも、平成ならではの空気感がたっぷり。夏休みの恋や青春を描いた映像はどこか懐かしく、今見るからこそ“平成レトロ”を感じさせてくれます。聴けば、あの頃の夏休みに戻ったような気分にさせてくれる、青春感たっぷりの夏ソングです。



back number「わたがし」
 日本の夏を象徴する風物詩“夏祭り”をテーマに、淡い恋模様を描いたback numberの「わたがし」。2013年にリリースされた本作は、夏祭りの楽しい雰囲気とは対照的な短調のメロディが印象的です。好きな人と過ごす夏祭りの夜、主人公の目に映る景色をそのまま切り取ったような丁寧な情景描写が、甘くも切ない恋心をより際立たせています。浴衣姿や屋台、わたがしなど、歌詞に登場する風景を思い浮かべながら聴くと、まるで自分自身が夏祭りの夜にいるような気分に。ジャケットやMVには俳優の山本美月が出演しており、楽曲の世界観を彩っています。楽しいはずの夏祭りなのに、好きな人との距離が縮まらない――。そんな青春ならではのもどかしさを描いた「わたがし」は、夏のきらめきと切なさを同時に味わえる一曲です。



真心ブラザーズ「サマーヌード」
 夏の海辺を思わせる開放感と、どこか切ない恋の気配が漂う真心ブラザーズの「サマーヌード」。1995年にリリースされた楽曲で、現在までに多数のアーティストによってカヴァーされている、長く愛され続けている夏の名曲です。なかでも大きな話題となったのが、2013年の山下智久によるカヴァー。真心ブラザーズの「サマーヌード」をモチーフにしたフジテレビ系月9ドラマ『SUMMER NUDE』が放送され、山下智久が歌うカヴァー主題歌「SUMMER NUDE '13」も注目を集めました。海、恋、友情が交差するドラマの世界観とともに、この曲を知った人も多いのではないでしょうか。原曲からカヴァー、そしてドラマへと形を変えながら、世代を超えて夏の記憶と結びついてきた「サマーヌード」。青い海や夏の日差しだけでなく、ひと夏の恋や青春の切なさまで感じさせてくれる、まさに平成の夏を語るうえで外せない一曲です。



フジファブリック「若者のすべて」
 前述のドラマと縁の深いもう一曲の夏うたが、フジファブリックの「若者のすべて」。2007年にリリースされた本楽曲は、夏の終わりを象徴する楽曲として、今も多くの人に愛されています。作詞を手がけた志村正彦は、この曲について「夏の終わりの最後の花火大会が終わった後の切なさや虚しさなど、感傷的になり考えてしまう所を歌った曲」と語っています。その言葉の通り、夕暮れや最後の花火といった夏の風景に、過ぎていく時間や青春への切なさが重なり、聴く人それぞれの思い出を呼び起こしてくれます。また、ドラマ『SUMMER NUDE』では劇中歌として使用され、前述の「サマーヌード」とともにドラマの世界観を彩りました。原曲とカヴァーという関係だけでなく、“夏の恋”と“夏の終わり”をそれぞれ象徴する2曲として楽しめるのも面白いところです。楽しかった夏が終わり、日常へ戻っていく――。そんな寂しさと青春の余韻を残してくれる「若者のすべて」は、平成レトロな夏を締めくくるのにぴったりの一曲です。



 こうして並べてみると、海や青空、夏祭り、恋、そして夏の終わり――それぞれの楽曲に、その時代ならではの夏の風景が詰まっていることに気づきます。SNSやCMをきっかけに再び注目を集めている楽曲から、今なお歌い継がれる定番曲まで、時代を越えて愛される夏うたが勢ぞろい。懐かしいと思った人にはあの頃の夏を、初めて聴く人には新鮮な夏を感じてもらえるのではないでしょうか。平成の夏を思い出しながら、あるいは新しいお気に入りを探しながら、この夏はぜひ“平成レトロ”な夏うたを楽しんでみてください。
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