このCMは「たいせつな時間は、写真の中で生きている。」をテーマに富士フイルムが展開しているTV-CMシリーズで、卓球少女、福原愛ちゃんの写真やビデオを起用し、写真を撮る楽しみ、想い出を残す楽しさをアピールしています。見ていると「愛ちゃんも大きくなったなぁ……」としみじみしちゃいますよね。そんな気分をよりいっそう引き立てているのが、この曲。画面下に出ているクレジットは歌手名で、キャロル・キング。使用されている曲は1971年にリリースされ、一世を風靡した超ロングセラー・アルバム『つづれおり』に収録されている「ホーム・アゲイン」という曲です。
　ちなみにこの『つづれおり』というアルバムは302週（約6年間）もの間全米アルバム・チャートにランクインし続けたというから驚き!! 年配の方には懐かしく、聴いたことのない世代には優しく心に響くいい曲です。
　キャロル・キングは1942年ニューヨーク生まれのブルックリン娘。16歳で結婚した作詞家の夫ジェリー・ゴフィン『ラヴ・メイクス・ザ・ワールド』というアルバムをリリースしています。