シンナーや覚せい剤といった重いテーマを扱い、話題となった『3年B組金八先生』第7シリーズですが、ときおり流れる女性ヴォーカルの挿入歌が気になった人は多いはず。

　これは熊木杏里というアーティストの「私をたどる物語」という曲で、作詞は武田鉄矢が手掛けています。4月6日にシングル発売されたこの曲ですが、2月に発売された彼女の2ndアルバム『無から出た錆』が初出となります。そこでは1コーラスしか収録されなかったものの、あまりの反響の大きさに、急遽フル・コーラスでのシングル・カットが決まったそうです。

　今回取り上げた曲を除いて、これまで発表してきた作品はすべて彼女自身の作詞、作曲。アルバムのほうも聴き応えのある名盤に仕上がっていますよ。