すでに海外では定着し、日本でもこの10月3日より音楽配信サービスを開始したナップスター。そのナップスター・ジャパンのTV CMは現在3種類の放送が開始されており、特にインパクトが強いのは、強面の男性2人があわや殴り合いという状況になったにもかかわらず、音楽によって一気に仲良くなってしまうという「喧嘩編」でしょう。コチラで使用されている楽曲は、スティーヴン・フォスターの作曲による「草競馬」。この曲に独自の歌詞を乗せ、ユーモラスに仕上げています。

　フォスターは1800年代に活躍した米国の作曲家。「草競馬」はクラシックの名曲にもなっていますが、フォスター自身は米国民謡を多数手掛けた人物であり、後にクラシックの作曲家が彼の作品を取り上げたようです。この「草競馬」、クラシックの有名曲を200曲も収録したオムニバス『クラシック・ベスト200』（写真）など、さまざまなCDで聴くことができます。

　ちなみに、残る2ヴァージョンのCMで使用されているのは、「家族編」がショパンの「葬送行進曲」、「裁判編」がエリック・サティの「お前が欲しい（ジュ・トゥ・ヴ）」になります。興味のある方はコチラの楽曲もチェックしてみては？

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