中居正広が約4年ぶりにCM出演し、劇団ひとりと共演することで話題を呼んでいるソフトバンクの新TV-CM「チチンペイペイ 劇団来日」篇が9月7日よりオンエアされています。

　CMは劇団ひとりが来日スターに扮し、プライヴェートジェットと思われる豪華な機内を“チチンペイペイソフトバンク！”と唱えながらステップを踏む場面からスタート。雲を引いて夕暮れの空を飛んでいくジェット機に地上から反応するお父さん（犬）を挟みつつ、画面は中居正広の控室へ、中居正広は、ダンスに不慣れな劇団ひとりのステップをテレビで見ながら「この役俺じゃない？」とCMキャラクター交代を画策。コミカルな演出で、ソフトバンクユーザーはPayPayポイントが魔法のように貯まることをアピールするCMとなっています。

　このCMで流れているのは、ジャズ・ミュージシャン、作曲家、プロデューサーとして音楽界に君臨する大御所、クインシー・ジョーンズの代表曲「ソウル・ボサ・ノヴァ」（画像）に、“チチンペイペイ”のお題目をかぶせたアレンジ版です。「ソウル・ボサ・ノヴァ」は、大島渚監督の名画にインスパイアされた「愛のコリーダ」やマイケル・ジャクソン『スリラー』のプロデュースなど、ディスコ文脈でも名をはせるクインシー・ジョーンズが、クラーク・テリー（tp）、フィル・ウッズ（as）、ポール・ゴンサルヴェス（ts）、ローランド・カーク（fl）、ラロ・シフリン（p）、ジム・ホール（g）ら錚々たる面々とともに吹き込み1962年に発表したアルバムのタイトル曲。97年にシリーズ1作目が公開された映画『オースティン・パワーズ』のテーマ曲として知られるほか、数々のCMにも起用され、お茶の間でも親しまれる楽曲となっています。