ラ・フォル・ジュルネの歩き方 - 第4回 ホールA公演を狙え!
掲載日:2010年4月21日
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まだ間に合う!
ホールA公演を狙え!
 チケット争奪戦の激しさで知られるLFJ。小さな会場での公演は、多くが即完売になってしまいますが、5,000人を収容できるホールA(フォンタナ)での公演ならまだ間に合います! 面白い企画が目白押しのホールAから、注目公演をピックアップしてご紹介しましょう。
0歳からのコンサート
石丸幹二
ゼスポール・ポルスキ
 小さな子どもを連れてコンサートに行けない……そんなお母さんに朗報! 毎年恒例となったこのコンサートでは、たとえ赤ちゃんが泣いてぐずっても、ちびっ子が騒いでも大丈夫。立ち上がって抱っこしながら聴いたり、リズムに合わせて一緒に身体を揺らしたり、多くの親子連れが思い思いのスタイルで音楽を楽しんでいる。

 演奏はもちろん本格派。今年は“ショパンと伝統音楽”をテーマした公演で、ポーランドの民俗音楽グループ、ゼスポール・ポルスキが登場(111)。また“ショパンとオペラ”などの公演では、オーケストラによってオペラの序曲や行進曲が演奏される(211、311)。

 さらに、司会を務める石丸幹二の甘いマスクがお母さんの間で人気という噂も!
シンフォニア・ヴァルソヴィアの公演
シンフォニア・ヴァルソヴィア
 ホールAではショパンの故郷、ポーランドのワルシャワに本拠地を置く名門オーケストラ、シンフォニア・ヴァルソヴィアによる公演が多数開催される。

 1984年、ユーディ・メニューインがポーランド室内交響楽団を母体として設立したシンフォニア・ヴァルソヴィア。初代メニューインに始まり、97年にはクシシュトフ・ペンデレツキ(2003年より芸術監督)、2008年からはマルク・ミンコフスキといった錚々たる面々が音楽監督を務めてきた。今年はショパン生誕200年を記念するワルシャワでのラ・フォル・ジュルネ開催にも尽力している。

 東京の公演では、フィリップ・ジュジアーノ(112)、アブデル・ラーマン・エル=バシャ(113)、イーヴォ・ポゴレリッチ(213)、小山実稚恵(313)ら豪華ソリストを迎えたショパンのピアノ協奏曲などのほか、ミシェル・コルボ指揮によるメンデルスゾーンの秘曲、オラトリオ『パウロ』(115)にも注目したい。
ルネ・マルタンのル・ク・ド・クール(ハート直撃コンサート)
レジス・パスキエ
(C)Alvaro Yanez
 LFJのアーティスティック・ディレクター、ルネ・マルタン一押しのアーティストたちが次々登場するお得なコンサート(314)。

 オペラを愛したショパンにちなみ、ロッシーニやドニゼッティのアリアを注目のソプラノ、オルガ・ペレチャツコが歌うほか、レジス・パスキエによるパガニーニのヴァイオリン協奏曲や、ヤン・ルヴィノワによるショパンのチェロ・ソナタといった盛り沢山な内容。 そして、何か出てくるかお楽しみのサプライズもあるかも!?
ショパンの葬送
ミシェル・コルボ
(C)Lauren Pasche
 わずか39歳の若さで世を去ったショパンの遺言どおり、1849年10月30日にパリのマドレーヌ寺院で行なわれた葬儀では、モーツァルトの『レクイエム』が演奏された。

 “ショパンの葬送”では、この日のプログラムをそのまま再現。オルガン独奏によるショパンの『前奏曲』2曲で始まり、オーケストラ版「葬送行進曲」、そしてモーツァルトの『レクイエム』で締めくくられる(215、316)。演奏はミシェル・コルボ指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア、ローザンヌ声楽アンサンブルだ。
文/原 典子
※( )内の数字は公演番号です。各公演の詳細は連載第1回のタイムスケジュールをご参照ください。
※チケットの売り切れ状況は、LFJ公式サイト(https://www.lfj.jp/lfj_2010/)でご確認ください。
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