世界的打楽器奏者の
加藤訓子が、
スティーヴ・ライヒ90歳を祝う〈STEVE REICH PROJECT 『REICH90』〉として9月5日(土)より東京・めぐろパーシモンホール大ホールを皮切りに全国ツアーを開催することを発表しています。
今年6月20日に彩の国さいたま芸術劇場で開幕し、多くの聴衆から熱い支持を集めた〈STEVE REICH PROJECT 『REICH90』〉が、本格的な全国ツアーをスタートします。2011年にスティーヴ・ライヒの代表作「カウンターポイント」3作品を、世界で初めて打楽器へ編曲したソロ作『
クニコ・プレイズ・ライヒ』が話題を呼び、2018年には全パートを自身の演奏で多重録音した新作アルバム『
スティーヴ・ライヒ: ドラミング』を発表し、ライヒ自身からも「一人の奏者が全パートを演奏した初めての録音作品。結果、最上のディテールとともに驚くべき明晰さで捉えている。おおいなる喜びの発見である」と絶賛を受けた加藤訓子。
本プロジェクトは、そんな加藤が、スティーヴ・ライヒ90歳を記念して企画・プロデュースする特別公演。ライヒ本人から長年にわたり厚い信頼を寄せられてきた加藤が、10年以上にわたり育成してきた若手演奏家たちとともに、現代音楽史を代表する作品群に挑みます。
プログラムは、「Drumming Part I」「Nagoya Marimbas」「Piano Phase(加藤訓子によるヴィブラフォン版)」「Mallet Quartet」「SEXTET」「Four Organs」など往年の名曲を中心に構成。ミニマル・ミュージックの革新性と躍動感を、卓越したアンサンブルで体現します。
ツアーは東京公演を皮切りに、北米ツアーを経て、サントリーホール(東京)、穂の国とよはし芸術劇場PLAT(愛知)、三重県総合文化センター(三重)、不二羽島文化センター(岐阜)、KIWA TENNOZ(東京)、青山音楽記念館バロックザール(京都)、掛川市美感ホール(静岡)、那覇文化芸術劇場(沖縄)全国各地で開催予定となっています。
また本プロジェクトは、公演シリーズにとどまらず、加藤訓子が主宰する若手育成事業「inc.」10周年の成果を世界へ発信する取り組みでもあります。演奏家として第一線を走り続けると同時に、プロデューサーとして次世代の育成にも尽力する加藤の活動は、内外で高く評価されており、「REICH90」は、日本から世界へ向けて発信する、新たな芸術文化プロジェクトとなります。