『
世界の中心で、愛をさけぶ』をはじめとする名作を送り出し、一部からは“ラブストーリーの巨匠”とも呼ばれる映画監督 / 演出家の
行定勲は、8月3日がバースデーです。
行定は、1968年に熊本県で誕生。
岩井俊二監督作『Love Letter』『スワロウテイル』などの助監督を経て、1997年の映画『
OPEN HOUSE』で長編映画で初監督を務めました。同作がみちのく国際ミステリー映画祭にて新人監督奨励賞グランプリ、次作『
ひまわり』が釜山国際映画祭にて国際批評家連盟賞を受賞して注目されると、2001年の『
GO』で日本アカデミー賞最優秀監督賞を獲得。一躍脚光を浴びることになりました。
そして、2004年公開の『世界の中心で、愛をさけぶ』は、同年の実写邦画映画ナンバー1となり、主題歌の
平井堅「瞳をとじて」がヒット。
長澤まさみの出世作にもなり、公開後は骨髄バンクの新規ドナー登録者数が大幅に増加するなど、“セカチュー”ブームを巻き起こしました。
以来、『
北の零年』『
春の雪』『
パレード』『
ナラタージュ』『
リバーズ・エッジ』『
劇場』『
窮鼠はチーズの夢を見る』『
リボルバーリリー』など多くの話題作・ヒット作を手掛けました。昨年12月には
スピッツの楽曲「楓」をモチーフにした
福士蒼汰と
福原遥主演の映画『
楓』のメガフォンを執っています。
また、「くまもと復興映画祭」の映画祭ディレクターを務め、『
うつくしいひと』シリーズをはじめ、熊本を舞台にした作品を発表。『うつくしいひと』『
うつくしいひと サバ?』(写真)の映像作品(Blu-ray / DVD)の売上げの一部は、チャリティーとして熊本復興のために寄付を行なうなど、郷土愛が強いことでも知られています。2026年は10月に「くまもと復興映画祭2026」の開催が決定。先日の熊本での震災の影響が気になりますが、“復興”の名がつくイベントだからこそ、多くの難しい面はありますが、熊本に住む人たちの希望や勇気の源のひとつになってほしいところ。『うつくしいひと』シリーズをはじめ、行定監督作品に触れることで、少しでも熊本への想いを持つことに繋がる……そう願ってやみません。