1878年10月16日に、現在札幌の観光名所のひとつとして知られている「札幌時計台」が札幌農学校(現・北海道大学)敷地内に演武場(武芸練習場・屋内体育館)として建設されました。
正式名称を「旧札幌農学校演武場」といい、札幌農学校の初代教頭クラークが演武場の必要性を提言したのを機に1878年に建設され、1881年に時計塔が設置されました。三角屋根の上に大時計を載せた特徴的な外観が印象的で、1970年に重要文化財に指定。通称“時計台”の名で広く親しまれています。
その後、札幌農学校の移転や道路整備などによって当初の場所から少しだけ移動し、修復や改修工事を重ねながら、いまなお札幌のシンボル的存在として、札幌の街の歩みや市民の生活を見守っています。
なお、時計台としては日本最古と由緒ある建造物ですが、時代とともに周囲に高層ビルが建ち、写真で大きく見える印象と現地で見た景観とのギャップなどから、高知のはりまや橋、長崎のオランダ坂とともに“日本三大がっかりスポット”とありがたくない名前を称されることもありました。
2026年は時計台が創建148周年を迎え、無料開館を実施。来場者には創建記念日記念ポストカードを配布するなどの企画も行なわれます。
(写真は、2011年3月リリースの浅沼修のシングル「
時計台のある街 / 粉雪」