清水翔太が、新曲「Mermaid」のミュージック・ビデオを公開しています。
約1年ぶりの新曲となる「Mermaid」は、深夜のドライブや一人きりのベッドルームにも自然に溶け込む、耳触りの柔らかなアーバン・ミドル・チューン。友達と楽しく過ごしていても、ふとした瞬間に訪れる空白。誰かと繋がっていても消えない孤独。憧れやぼんやりとした目標はありながら、どのように生き、何に向かって努力すればいいのか分からない――そんな現代の若者が抱える、言葉にしきれない空虚さや心の揺らぎを描いた楽曲です。
タイトルの「Mermaid」は、歌詞に登場する“泳ぎ疲れたMermaid”というフレーズにも象徴される主人公の比喩。自由に泳いでいるように見えながらも、行き先や自分の居場所を見つけられず、潮の流れに身を委ねるように今を生きる少女の姿が表現されています。
映像では、女性が仲間たちと過ごす無邪気で刹那的な時間と、その合間に顔を覗かせる孤独を描写。ネオンに包まれた室内、夜のドライブ、遊戯施設、静かな海辺など、異なる温度を持つ場面が交差していきます。仲間と笑い合い、目の前の楽しさや衝動に身を委ねながらも、どこか満たされない。何かを探しているようで、何を探しているのかさえ分からない。監督を務めた末吉ノブによる物語性を持った演出と、撮影監督を担当した河津太郎による光と影を生かしたシネマティックな映像によって、楽曲の主人公が抱える曖昧な感情が繊細に映し出されており、「Mermaid」という楽曲が描く、“生き方を見つけられない少女”の一瞬を視覚化した作品となっています。
この「Mermaid」のMVに出演している女性は、俳優・モデルとして活動する和内璃乃です。