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クラシックプレス
第14号 2003年春号
2003年3月13日発売
CD付き
A5版 全219頁
本体2,381円 + 税
-品切れ-
クラシックプレスはこの第14号を持ちまして休刊となります。約3年半の間、ご愛読ありがとうございました。
国内唯一の輸入盤クラシックCD専門雑誌「クラシックプレス」第14号の付録CDはニコライ・ゴロワノフ。20世紀前半のソヴィエト・ロシア屈指の怪指揮者ゴロワノフの演奏は偉大な19世紀ロマン派の伝統と結びついた、非常に独特なものです。今では聞かれなくなったユニークで個性的な指揮は新たな発見に満ちているはず。また妻であり歌手であったアントニーナ・ネジダーノワが歌う歌曲をゴロワノフがピアノで伴奏した、希少な録音も含まれています(曲目は下記参照)。

好評連載「復刻盤鑑定会」では、トスカニーニ指揮NBC響のレスピーギ「ローマ三部作」、ジネット・ヌヴーがシュミット=イッセルシュテット指揮北ドイツ放送響と共演したブラームスのヴァイオリン協奏曲、の2録音について数種のCDを比較検討します。

SACDリリースにも積極的なレーベル「チャンネル・クラシックス」の特集は、主催者ジャレット・サックスと、同レーベルの代表アーティストであるチェロ奏者ピーター・ウィスペルウェイへのインタビュー、代表CDの紹介、SACD試聴記の4本立てでお届けします。
≪特製CD≫
ニコライ・ゴロワノフ没後50周年


[ 収録曲 ]
1 リスト:交響詩「前奏曲」(1952)
2 チャイコフスキー:スラヴ行進曲(1944)
3 ビゼー:歌劇「カルメン」第4幕前奏曲(1947)
4 ベートーヴェン:「エグモント」序曲、作品84(1951)
5 メンデルスゾーン:結婚行進曲〜「真夏の夜の夢」、作品61より(1952)
6 チャイコフスキー:序曲「1812年」、作品49(1952)
7 グリンカ:血は熱い想いに沸き立ち(詩:プーシキン)
8 グラズノフ:東方のロマンス(詩:プーシキン)

[ 演奏 ]
・ニコライ・ゴロワノ指揮((7)(8)ピアノ)
・(1)(2)(4)(5)(6)モスクワ放送交響楽団 Moscow Radio Symphony Oechestra
・(3)ボリショイ劇場管弦楽団 Bolshoi Theatre Orchestra
・(6)ソビエト軍楽隊 Soviet Army Band
・(7)(8)アントニーナ・ネジダーノワ(ソプラノ) Antonina Nezhdanova, soprano
・(4)以外は初CD化!

[ 付録CDストーリー ]
没後50周年 ニコライ・ゴロワノフ(マイケル・グレイ、河合修一郎訳)
≪特別記事≫
[ 短期集中連載 ]
グィド・カンテッリ トスカニーニとともに 最終回(ローレンス・ルイス)
[ 特集 ]
チャンネル・クラシックスのすべて
プロデューサー、サックス、チェロのウィスペルウェイのインタビュー、 これから聴こう、この1枚、SACD試聴記など、14ページの大特集
 ・まずはこの1枚から聴こう!(田中成和選)
 ・SACDを聴く(長谷川教通)
新レーベル、エームス・クラシック
インタビュー:ディーター・エームス氏にきく
[ インタビュー ]
長岡京室内アンサンブル音楽監督 森 悠子にきく
外国人評論家による日本製CDレビュー(アラン・サンダース&マイケル・グレイ、対訳付英文)
[ 輸入盤フリークが選ぶ クラシック輸入盤CDベスト5!<その2> ]
片山杜秀氏、坂本光晴氏、田中 明氏、濱田滋郎氏の各氏が、こだわりの盤を5点ずつ紹介します。輸入盤マニア必見!
≪定期連載≫
[ クナッパーツブッシュの名盤 / 宇野功芳 ]
- ブラームス:交響曲第2番+ワルターの名盤 / マーラー:大地の歌
ブルーノ・ワルター、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーに続く全演奏批評シリーズ、ファンの圧倒的要望にお応えして連載中。
[ もっと知りたい、この作曲家 / 濱田滋郎 ]
- ブルッフ2
他の追随を許さない幅広く深い知識、それ以上にレコードと音楽に対する熱き愛情を持つ筆者が秘境へと誘う。これを読むとそれぞれの作曲家に対する愛情が沸き、個々の作品への理解がいっそう深まること間違いなし。クラシック音楽鑑賞の神髄。
[ 音楽家の食卓 / 横堀朱美 ]
- ベルリオーズ
 大作曲家たちの食卓にはどういった料理が並んでいたのか? そのレシピを追求する新機軸連載。そのため、筆者は文献を読みあさり、料理を何度も試作・試食するなど、まさに血と涙とゲップの結晶。
[ 絶対邪悪 / 許 光俊 ]
- スヴェトラーノフについて
「クラシック、恐怖の審判」(青弓社)などで知られる気鋭の筆者による、毒と邪悪と皮肉に満ちた痛快エッセイ!
[ ねこけんの聴振書教 / 金子建志 ]
- アマ・オケの選曲事情、インタビューの功罪
CDの批評(聴く)、アマチュア・オーケストラの指揮者(振る)、音楽学者(書く)、大学の講師(教える)として多方面で活躍が、各回テーマを絞ってわかりやすく掘り下げた興味津々のエッセイ。
[ 音楽サイト漫遊記 / 鈴木淳史 ]
- 携帯サイトに光はあるか?
[ 復刻盤鑑定会 ]
- 第3回 / トスカニーニ / レスピーギ:「ローマ」3部作
 ヌヴー / ブラームス:Vn協奏曲(平林直哉 × 福島章恭)
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