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2012年7月26日発売 |
四六判 192頁 |
本体1,429円 + 税 |
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評論家としてもリスナーから高く評価され、熱い支持を得ているロック・カメラマン = 久保憲司氏による、これまでになかった新しいタイプの音楽エッセイ集。
80年代中盤からしばらくイギリスに滞在し、『NME』誌のカメラマンとしても活躍した時期の貴重な体験談や、レコードのリスニングにばかり偏らず、ライヴ、クラブ、パーティといった生の音楽ムーヴメントが沸き起こる裏の現場に居合わせ続けた久保氏が語る真実の音楽史。音楽ライターである鈴木喜之氏(『オルタナティヴ・ロック特選ガイド』シリーズ監修者)とのトーク・イベントの内容を基に大幅にネタを追加。貴重なエピソード満載の1冊です。
また、再結成と「FUJI ROCK FESTIVAL '12」への出演決定で話題を呼ぶストーン・ローゼズや、ニルヴァーナのカート・コバーンをはじめとする久保氏が撮影してきた写真も大量に掲載。厳選ディスクガイドも併録。
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[主な内容]
■ 第1章 ストーン・ローゼズ / プライマル・スクリーム / オアシス
ストーン・ローゼズは何がスゴかったのか? / エクスタシーというドラッグ / ローゼズが初期のプライマルから受け継いだもの / オアシスが成し遂げたこと
■ 第2章 パンクの終焉からセカンド・サマー・オブ・ラヴまでを繋ぐ者たち
ロック暗黒時代と言われた80年代中盤 / 『C86』の悲喜劇 / ジーザス & メリー・チェインが起こした“暴動”の真実 / 新たな才能と先代からの恩恵の賜物『C81』 / 時代を代弁しながらも異端であり続けたザ・スミス / マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン、ケヴィン・シールズの狂気
■ 第3章 グランジの深層
ニルヴァーナとUK / グランジ夜明け前 / グランジの中のパンクとハード・ロック / レディング92の目撃者 / カートの思い出 / グランジあれこれ
■ 第4章 エレクトロニック・ダンス・ミュージック史概略
UKエレクトロニック・ミュージック黎明期 / 舞台はアメリカ中西部へ / US ⇔ UK ⇔ ベルギー、そしてジュリアナ東京 / ロックをもってロックを制したビッグ・ビート / テクノあれこれと、その頃のオリジナル・パンク世代 / ダンス・ミュージックのピークと終焉
■ 補章
僕から見たヒップホップの歴史
■ エピローグ
ロックンロールの未来
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