

女優の永作博美が茨城県に生まれる。89年にフジテレビの『パラダイスGoGo!!』から生まれた“乙女塾”の1期生として芸能界デビュー。その後はアイドル・グループ、ribbonの中心メンバーとして活躍する。正直に言って、ribbonは大成功したとは言い難いが、彼女が頭角を表したのは95年のグループ解散以降。女優としてさまざまなドラマ、映画、CMなどに起用され、その存在感が高く評価された。非常に童顔で、いくつになっても若々しい。
米国の作曲家・指揮者であるレナード・バーンスタインが、ニューヨークの自宅で死去。72歳だった。引退表明からわずか4日後のことで、多くのファンがその死を悼んだ。死因は肺癌。若い頃からヘヴィ・スモーカーとして有名で、1日に5箱=100本の煙草を吸っていた、という逸話が残っている。一時は酒の量も相当なものだったらしい。病に犯されながら、死の4ヶ月前には来日。8月19日の米タングルウッド音楽祭が最後の舞台になってしまった。
フォーク・デュオ・グループ、ゆずの向かって右(だいたい)のサブ・リーダー岩沢厚治、神奈川県横浜市に生まれる。パートナー北川悠仁とともに伊勢佐木町商店街松坂屋前で路上ライヴを成功させ、1998年ゆずとして「夏色」でデビュー。岩沢はマンガ論を語ることを趣味としているからか、2人組イラストレーター、アランジアロンゾの「しろうさ・くろうさ」では、〈カッパくん〉としてその素行を描かれたりもしている。
1stアルバム『ゆず一家』で大ブレイクしたゆず、待望の2ndフル・アルバム『ゆずえん』が発売される。同年の2月からレコーディングに入った彼らが、途中、路上ライブで客の反応をうかがったりしつつ、じっくり産みの苦しみを味わいながら作り上げたというこの2ndアルバム。「サヨナラバス」「友達の唄」など、明るいけれどもセンチな気分になってしまう曲がギッシリで、オリコン・チャート1位を獲得した。ちなみに同日は岩沢厚治の誕生日でもある。
英国を代表するシンガー、クリフ・リチャードがインドで生まれる。8歳で英国に渡ったクリフは、ハイスクール時代にドリフターズを結成。その後、有名プロデューサーに認められ「ムーブ・イット」でデビューする。「ヤング・ワン」「サマーホリデイ」「ラッキィリップス」などのヒット曲だけでなく、映画出演も数知れず。オリビア・ニュートン・ジョンのような逸材も発掘し、ついにはナイトの称号までゲットした偉大なロックンローラーだ。

ブライアン・デ・パルマ監督作品『ブラック・ダリア』が日本公開される。ジェイムズ・エルロイの同名小説が原作。1940年代のロサンゼルスを舞台にした猟奇殺人事件をめぐる物語で、ジョシュ・ハートネットとセクシーな元娼婦にふんしたスカーレット・ヨハンソンが“恋に落ちた”ことでも知られる映画。
アルバム『ザ・ビートルズ』の最終ミキシングと曲順決定を他のメンバーと制作チームに任せたリンゴは、2週間の休暇を取ってイタリアのサルジニア島に旅立った。EMI第2スタジオで午後7時から午前7時30分まで行なわれたこの日のセッションが、アルバム『ザ・ビートルズ』のレコーディングの最後となり、「サヴォイ・トラッフル」にエレクトリック・ピアノとクリス・トーマスによるオルガンをオーヴァーダビング。他にエレキ・ギター、タンバリン、ボンゴをオーヴァーダビングして完成させた。残りの時間はミキシング作業に費やされ、「アイ・ウィル」「バースデイ」「ヤー・ブルース」などのステレオ・ミックス、「サヴォイ・トラッフル」「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」のモノおよびステレオ・ミックス、「ロング・ロング・ロング」のモノ・ミックスを仕上げた。