

“サッチモ”の愛称で知られるジャズ・トランペッッター/シンガーのルイ・アームストロングが生まれる……、とは言ったものの、この生年月日が明らかになったのは80年代以降というのは有名な話。1900年代初頭に生まれた黒人は、正確な誕生日がよくわからないらしい。この日付が判明するまで信じられていた生年月日は1900年7月4日。米国の独立記念日であり、コチラの方が彼の誕生日にふさわしいとする声は未だに根強いとか。
LAメタル・シーンで人気を博したラットのギタリスト、ロビン・クロスビーが米国カリフォルニアに生まれる。なんでも、ビング・クロスビーの遠縁に当たるという説があるらしいが、真偽は定かではない。ラットに加入したのは1982年。2メートルを越える長身に無骨な雰囲気を漂わせ、ついた愛称は“キング”。ギター・コンビの片割れ、ウォーレン・デ・マルティーニの繊細さとは異なるキャラクターが際立っていた。2002年、エイズによって死去。
レッド・ツェッペリンのロバート・プラントが、ギリシャのロードス島で交通事故を起こす。一家の乗ったレンタカーでのことだった。プラントは重傷を負い、その影響で8月スタート予定だったUSツアーをすべてキャンセル。当時のバンドは7thアルバム『プレゼンス』のレコーディング中だったが、ギブスを着けたままでの収録となった本作は、ジミー・ペイジの踏ん張りによって非常にメタリックな仕上がりになった。

ポカリスウェットのCM曲として、一躍センチメンタル・バスの名を有名にした「Sunny Day Sunday」が発売。♪39度の、とろけそうな日〜、というキャッチーなフレーズとVo.NATSUのキュートな歌声が人気となり、大ヒットに至る。しかし'00年の年末、突然解散。ブレイク後も見守り続けていたファンにとっては、大きな衝撃となった。解散後も二人はそれぞれ音楽活動を続け、NATSUはソロとして活動。Key.アキノリは、本名・鈴木秋則の名で多くのアーティストに楽曲を提供。hitomiの「INNER CHILD」、TOKIOの「花唄」などは彼の曲!


ジョン作の「ビコーズ」が生まれるきっかけとなったのは、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第14番変ハ短調作品27の2「月光」を、ある日、ヨーコがピアノで弾いていたこと。するとジョンは創作意欲をかきたてられ、コード進行をひっくり返して歌詞を付け、この曲を書き上げた。ジョン、ポール、ジョージによる3声の見事なハーモニーが印象的な「ビコーズ」は、午後2時30分から9時までのあいだ第2スタジオで行なわれたセッションで完成。また、ジョージは自分が担当するヴォーカルのレコーディングの空き時間をぬって、第3スタジオに場所を移し、午後7時15分から8時45分まで、フィル・マクドナルドとアラン・パーソンズを従えて、「サムシング」と「ヒア・カムズ・ザ・サン」のラフなステレオ・ミックスを作った。