

日本人で唯一の全米No.1シングル「上を向いて歩こう(Sukiyaki)」を持つ、歌手の坂本九が死去。あの日航機墜落事故によるものだった。当日は9月に放送される予定だったNHK-FM『歌謡スペシャル』の収録を済ませ、友人の選挙活動の応援に駆けつける途中だったと言われている。いくつになっても愛くるしい笑顔と優しい歌声で、多くのファンから愛されていただけに、その死に対する衝撃はあまりにも強いものがあった。享年43。
ダイアー・ストレイツのギタリストとして知られるマーク・ノップラーが、スコットランドのグラスゴーに生まれる。父親はユダヤ系のハンガリー人で、ナチスの迫害から生き延びた人物だそうだ。マークの音楽原体験は、おじの演奏するハーモニカやピアノだったとのこと。10代でギターを手にするが、すぐにミュージシャンを目指した訳ではなく、大学卒業後は記者や講師などの職についたこともある。個性溢れるサウンドは、そんな経験も関係しているかも?
ブルースの女王・淡谷のり子(本名:淡谷のり)誕生。青森県の呉服屋の娘として生まれるが火事で生家が全焼。上京後の勉学費をモデルのバイトで稼いでいたエピソードは有名。その後「別れのブルース」(1937年)を筆頭に、アメリカン・ジャズを意識した名曲を生み続けた。95年に異例の〈歌手引退宣言〉を行ない、森進一に「別れのブルース」を、美川憲一に「雨のブルース」を譲渡。それは「イジイジした演歌的な発想を好まなかった淡谷が、嫌いだった2曲を提供しただけ」とは永六輔の談。99年9月22日、92歳で死去。

日本の男性声優。所属はフリー。1968年生まれ。主にアニメやドラマCD、洋画の吹き替えを中心に活動、また近年では情報番組などのナレーションを手がけることも多い。最近ではイベントやラジオの仕事が増え、本人のパーソナルな部分が広く知られるようになった。やや高めの色気のある声が特徴であり、“腹黒キャラ”であることも公言していることから二枚目から悪役、ヒール役などを幅広く演じている。また出演番組のレビューサイトなどでは、必ずと言っていいほど台詞紹介の後に(エロい声)と付けられる。

最後のコンサート・ツアーとなる3回目の北米ツアーのため11日、ロンドンのヒースロー空港を出発。午後4時55分に最初の公演地であるイリノイ州のシカゴに到着した。この日の晩に恒例の記者会見を開いたが、ジョンの“キリスト発言”に質問が集中。地元のテレビ局やラジオ局に収録されただけでなく、各国のニュース番組で報道され、アメリカではNBC、CBS、ABCの3大テレビ局が特別番組を組んだ。イギリスではITNがこの記者会見と今回の北米ツアー全体の映像をまとめて『レポーティング’66』という番組にして25日に放送。多くの人はこの会見でのジョンの謝罪を受け入れたが、複数の公演地では脅迫や排斥運動が続いた。ツアー初日のこの日はシカゴのインターナショナル・アンフィシアターで2回公演が行なわれ、満員にはわずかに満たない1万3000人の観客の前で演奏した。