


ヴァイオリニストの葉加瀬太郎が大阪府に生まれる。東京芸術大学を中退するものの、同窓生によって結成したクライズラー&カンパニーでデビュー。96年に解散すると、セリーヌ・ディオンのワールド・ツアーに帯同し、世界的な注目を集めた。クラシックをベースにしながらも、ジャンルを隔てることのない活動ぶりは一般層にも広く認知されており、カーリィ・ヘアをトレード・マークにする特徴的な風貌でも親しまれている。妻は女優の高田万由子。
川村かおり、ソ連に生まれる。17歳の時にシングル「ZOO」と同名アルバムでデビュー。優しく切ない歌詞、ハスキーな歌声、ロシア人とのハーフゆえのクール・ビューティが人気を呼び、「翼をください」などがヒット。音楽以外でも希有なキャラクターは活かされ、ニッポン放送『オールナイトニッポン』のパーソナリティ、J-PHONEのCMやドラマなどでも活躍。2000年の「ZOO」ブームでは、彼女のヴァージョンも再発されたが、この曲、そもそもは彼女のために書き下ろされたものであった。
プリンセス・プリンセスが、女性バンドとして初の武道館コンサートを行ない、4日間会場を満員にする。'83年TDKオーディションが行なわれ、1500人から5人が選ばれ「赤坂小町」の名で活動を開始。'86年にプリンセス・プリンセスと改名し、'87年「恋はバランス」でデビュー。その後「世界でいちばん熱い夏」「LET'S GET CRAZY」などをリリースし、ガールズ・バンドらしからぬパワフルなステージングで評判となる。この武道館後、「DIAMONDS」をリリースし、これまた大ヒット。以後7年間、毎年の正月に武道館公演を行なった。
宮沢賢治の名作童話を名匠・高畑勲監督が独自の解釈で映像化した、劇場用アニメーション映画『セロ弾きのゴーシュ』が公開される(1982年1月23日)。実力派スタッフが様々な作品の合間にコツコツと作業を続け、制作開始から5年の歳月をかけてようやく完成に漕ぎ着けた、スタッフの作品に対する愛情が感じられる傑作。セロ弾きの青年・ゴーシュが真夜中の練習中に様々な動物たちと交流し成長していく物語を、音楽と映像が融合した心温まるメルヘンに仕上げている。1981年度「毎日映画コンクール」大藤賞受賞作品。

ロンドンの「サンデー・タイムズ」の付録「サンデー・タイムズ・マガジン」に載せられた、ポールに「生活と意見」を聞くといった形式のもので、ポールは解散を匂わせる発言をし、大騒ぎとなった。ポールは「もうビートルズというイメージに頼ることはしない」「将来4人が一緒に演奏する時はお互いが懐かしく思った場合で、趣味としてやることになるだろう」「今後は4人とも自分の好きな道を歩む段階に達した」など発言していた。