


ピンク・フロイドのドラマー、ニック・メイスンが英国バーミンガムに生まれる。父親はドキュメンタリー・フィルムの製作を手掛けていた。大学在学中にロジャー・ウォーターズ、リチャード・ライトらとともにフロイドの前身バンドを結成。以降、一度も離脱することなくメンバーであり続けた。これはフロイドに在籍したメンバーの中では彼ひとりである。決して派手なプレイヤーではないが、そのドラミングはバンドの屋台骨を支えている。
小山田圭吾、東京都・世田谷に生まれる。父親は“和田弘とマヒナスターズ”の三原さと志。89年にフリッパーズ・ギターとしてデビューし3枚のアルバム、5枚のシングルを発表した後、91年に突然の解散。その後はプロデューサーやソロでも活躍し、98年には世界デビュー、とヒットチャートとは違う世界で先鋭的・精力的に活動。ちなみに、“コーネリアス”という1人なのにバンドのような名前の理由は「Tシャツを作りたかった」ためとか。



時は平成11年、NHK上方漫才コンテスト 第29回優秀賞を受賞。お笑いコンビ“ライセンス”(番組の罰ゲームによって“ザ・ちゃらんぽらん”になるも再び改名)のツッコミ担当、井本貴史が奈良県に生まれる。コンビでは、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』などバラエティ番組はもちろん、映画『ジョゼと虎と魚たち』『デスノート the Last name』にも出演。特に『ジョゼ〜』では自然体の演技を観ることができる。
ヘレン・シャピロの前座として2月2日から始まるイギリス・ツアー開始直前の1月27日にジョンとポールが、ヘレン・シャピロのために「ミズリー」を作曲。しかし、歌詞が悲観的過ぎるとの理由で録音を拒否される。その後、ケニー・リンチという男性歌手によって録音され、アルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』と同日に発売された。この「ミズリー」が他人に歌われた最初のビートルズのオリジナル曲である。ビートルズ自らが他人用に制作した楽曲を歌うことはあまりない。