

タレントの所ジョージが埼玉県に生まれる。80年代以降、その飄々としたキャラクターでお茶の間に人気者になっていくが、デビューはコミック・ソングを歌う歌手だったのは有名な話。ヒット曲を持つ訳でもなく、かつての作品はほとんどが廃盤という状況にもかかわらず、長らくミュージシャンとしても活動できるのは、根強いファンがいるから。タモリ、宇崎竜童など、大物タレントからの支持が熱く、明石家さんま、コブクロなど、音楽での共演経験者も豪華だ。

山下久美子、大分県別府市に生まれる。博多のディスコでスカウトされ、80年にデビュー。学園祭ライヴに積極的に参加し、“総立ちの女王”との異名をとる。ヒット曲は「赤道小町ドキッ」。クリスマス・イヴに行なわれたBOφWYのライヴのステージ上で、布袋からファンに結婚相手としてお披露目されるも、97年、12年間の夫婦生活にピリオド。その後、夫の名を絶対に明かさないシングル・マザーとして双子を出産する。歌手とは別の顔でも注目を集める。
小柳ゆき、埼玉県に生まれる。ごく普通のカラオケ好きだったという17歳のデビュー当時から、すでにマイクの前に立つと圧巻の存在感だった彼女。その後もデビュー1年にして日米野球の開幕式で「君が代」を、クリスマス・アルバム『Koyanagi the Christmas〜ホワイト・クリスマス』では「ホワイト・クリスマス」を完璧に歌いこなして貫禄を見せつけた。さらに、2001年の12月には『20人の密室ライヴ「秘密の歌会」』と題して、応募したファン10組のみに、フルコース料理+一流ホテル宿泊付きのライヴを実施し、話題となった。
ロック音楽史上屈指の影響力を持つギタリスト、エディ・ヴァン・ヘイレン、オランダに生まれる。兄は言わずと知れた同バンドのドラマー、アレックス・ヴァン・ヘイレン。幼い頃からピアノを習い、やがてアレックスがギターを、エディはドラムを始めるが、ある時アレックスがエディのドラムに興味を持ったことから、エディはしぶしぶスティックをギターに持ち替えたとか。'01年、癌であることを公表したエディ。だが、翌年末には闘病から復活、ギターではなくとりあえず大好きなゴルフをしたとの声も聞こえてくる。この陽気さにファンは一安心?


67年に結んだ9年間に及ぶEMIとのレコード契約が切れ、ポールは契約を更新。ジョージはダーク・ホース・レコーズごとA&Mと契約をすることになっていたが、7月26日までにアルバム完成という契約書にあった条件を満たすことができず、契約違反として違約金を支払うことになる。その肩代わりを行うことを条件にワーナーへとダーク・ホースごと移籍。リンゴはポリドールに移籍をし、リング・オー・レコーズを設立。ジョンのみがどこのレコード会社とも契約を結ばず、秋から主夫生活を送ることになる。