

セリーヌ・ディオンの「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」が全米シングル・チャートで1位に輝く。セリーヌのよく伸びる声が印象的なこの曲は、映画『タイタニック』の主題歌。“タイタニック・愛のテーマ”として知られ、米国のみならず世界中で大ヒットを記録している。レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットが映画で見せた、船の先端で両手を拡げる有名なシーンとともに、ラブ・ソングの定番として後年も親しまれることになった。
シンガー・ソングライターの村下孝蔵が熊本県水俣市に生まれる。実家は映画館を経営しており、映画から流れるポピュラー・ミュージックには馴染みがあったそうだ。ベンチャーズの影響を受けてギターを覚え、高校卒業後に音楽活動を開始。なんでも、この頃はピアノの調律師として生計を立てていたという。デビュー後は「初恋」などの淡い恋模様を描いた楽曲を多数発表、素朴ながらも日本人の心に響く名曲を生み出していた。99年、46歳で死去。
田原俊彦、山梨県に生まれる。ドラマ『3年B組金八先生』の生徒役でデビューした田原は、近藤真彦・野村義男とともに“たのきんトリオ”として大人気に。80年「哀愁デイト」で歌手デビュー、話題性のあるヒット曲を連発する(「銀河の神話」では、松任谷由実の楽曲提供も話題に)。ジャニーズ事務所を辞めてからも映画やテレビで活躍していたが、「オレはビッグだ!」という発言で失笑を買ってしまう。デビュー当時のキャッチフレーズは“熱く激しくしなやかに”。

「サウダージ」のヒットでトップ・アーティストの仲間入りをした、ポルノグラフィティが2ndアルバム『foo?』を発売。「サウダージ」「サボテン」「ミュージック・アワー」のシングル曲をはじめ、ポルノ節満点の全12曲が収録された本作は、まっピンクな風呂のタイルがジャケットに描かれている。しかもよ〜く見るとそこには、誰かの顔がボンヤリ……Who? アルバムではハルイチが2曲作詞を担当しており、その切ない歌詞はファンの間でも人気が高い。
1960年、声優/俳優の大川 透が鹿児島県に生まれる。舞台俳優としてキャリアをスタート。株式会社マウスプロモーション所属後は、洋画吹替やアニメ声優として活躍。2002年の『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』で公安9課狙撃手“サイトー”を演じ注目を浴びる。その後、2003年の『超ロボット生命体トランスフォーマー マイクロン伝説』で最重要キャラクター“総司令官コンボイ”を担当。脇役中心ながら、存在感のある渋い声は多くの作品に欠かせない存在だ。

デビュー前のビートルズの活動拠点であったリヴァプールのキャヴァーン・クラブが1万ポンドの負債を抱え経営困難に陥り閉鎖された。リヴァプールの中心街にあるマシュー・ストリートにあったこのキャヴァーン・クラブは、戦時中防空壕として使われた7階建ての建物の地下室の酒蔵を改造したクラブで元々はジャズ・クラブであった。キャヴァーン・クラブはその後再オープンするも73年に閉店。現在この場所は駐車場となっている。が、1984年に場所を変えて再オープンし、2001年にはポールがスペシャル・ライヴを行なった。