


ブルース/R&B/ソウル・シンガーのルーファス・トーマスが米国ミシシッピ州に生まれる。動物にちなんだタイトルの楽曲をいくつかヒットさせる彼だが、最初に動物を演じたのは6歳の時。学校の演劇でカエルの役をこなしたそうだ。彼の代表曲「ウォーキング・ザ・ドッグ」は、ローリング・ストーンズがデビュー作の最後でカヴァー。70年代にはエアロスミス、80年代にはLAメタルのラットが同じことをしており、ロックンロール・バンドの定番になった。
シンガー・ソングライターのYUIが福岡県に生まれる。母子家庭で育ち、父親の記憶はまったくといっていいほどないそうだ。ミュージシャンを本気で志すため、高校を中退して活動を開始。路上ライヴを重ねて経験を積み、ソニー・ミュージックのオーディションを受けて合格。2005年に「feel my soul」でメジャー・デビューを果たすと、数々のヒット曲を残し、映画『タイヨウのうた』では女優デビューを果たすなど、常に注目を浴びる存在となった。
エアロスミスのシンガー、スティーヴン・タイラー生まれる。73年に『野獣生誕』でデビューし、その後ロック界の頂点を極めたエアロも、内部のゴタゴタでかつては解散の危機に。さらにスティーヴンは、在学中にオトリ捜査で捕まり、退学になったほどの麻薬常習者。ツアーに行く時の荷物タグには“W.T.B.(Where is the brow:クスリはどこだ)”と書かれ、女優として活躍する実娘、リヴが生まれた時もあまりの素行の悪さにその存在をしばらく打ち明けられなかったという。そんな彼も、80年代にエアロが復活を遂げてからはすっかりクリーンになったのでした。
ドラマ『スタアの恋』にglobeがカヴァーした「ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ」が使用されたりもしていた超大物スター、ダイアナ・ロス、デトロイトに生まれる。'60年代にはシュープリームスの中心的存在として活躍し、ソロになってからもライオネル・リッチーとのデュエット「ENDLESS LOVE」が大ヒットするなど、まさに〈ドル箱〉的存在であった。しかし、'00年にはシュープリームスの再結成ツアーがチケットが高すぎるといった理由により会場がどこも不入りになるなど、その美貌もやはり年には勝てなかった……?
世界中でもっとも有名な作曲家、ベートーヴェン死去。難聴というハンデを背負いながらも後世に語り継がれる数々のメロディを世に送り続けた。交響曲第5番「運命」や交響曲第6番「田園」などは世界中の誰もが知る名曲である。また、父ヨーハンが、息子を神童として有名にさせたかったがために、ベートーヴェンは、1790年まで1歳若く勘違いさせられ、その後は2歳若く思い込んでいたと言われるが、事実は定かでない。


82年2月にモントセラト島のAIRスタジオでレコーディングされたスティーヴィー・ワンダーとの共演曲が、アルバム『タッグ・オブ・ウォー』の先行シングルとして発売(米国では4月2日、日本では21日発売)。プロデュースは久々にタッグを組むことになったジョージ・マーティン。人種を超えた平和をテーマにしたこのメッセージ・ソングは、英国では2週連続1位を記録(米国では7週連続1位、日本では最高26位)。