


モッズのシーンで活躍した鍵盤奏者、ジョージィ・フェイムが英国ランカシャーに誕生。本名はクライヴ・パウエル。16歳からプロのミュージシャンとして活動し、頭角を現していく。モッズといえばザ・フーやスモール・フェイセスを思い起こすが、彼の出すサウンドはジャジィかつポップで、より本格的なR&Bに踏み込んだスタイル。それゆえ、後にはクラブ・ミュージックやアシッド・ジャズの方面からも支持を得るなど、意外なところからも注目を浴びた。
NHKの人気番組『夢で逢いましょう』から生まれた「遠くへ行きたい」が大ヒットした歌手、ジェリー藤尾が上海に生まれる。当時としては異色の“黒っぽさ”で人気を集め、あの沢田研二の“ジュリー”という呼び名も彼にちなんだものとも言われているほど。また役者としても黒澤明の『用心棒』やドラマ『キーハンター』などに出演。しかし後年は離婚騒動や自己破産、ひいては道すがら「あ、バラが咲いたの人だ(←それはマイク真木)」と言われることも。ガンバレ、ジェリー!
ジャズ・トランペッターのクリフォード・ブラウンが乗車していた車が土手に激突。同乗者は全員死亡という悲劇的な事故となった。車の中にはジャズ・ピアニストの巨匠バド・パウエルの弟リッチ・パウエルも乗っていた。クリフォードは当時26歳。そのホットな演奏と、“スウィート・ブラウニー”と呼ばれる清く正しく温厚な性格は多くの人に愛され、ベニー・ゴルソンによって「I Remember Clifford」という曲までも作られた。同曲はソニー・ロリンズをはじめ、多くの人によって演奏されている。
映画はもとより、TVシリーズでも好評を博すディズニーの大人気アニメーション『リロ&スティッチ』。スティッチが、悪の天才科学者ジャンバ博士によって生み出されたエイリアン試作品626号であることにちなみ、6月26日を“スティッチの日”とすることが2008年に日本記念日協会により認定された。そのほか協会認定アニメ関連の記念日としては、29日が金曜日になる日=“キン肉マンの日”がある。
これまでとはまったく異なる新しい世界を切り拓き、さらなる伝説に挑んだ人気シリーズ「ハリー・ポッター」第3章が公開される。主演のダニエル・ラドクリフを始めとするレギュラー陣の成長も見どころだが、ゲイリー・オールドマン演じる脱獄囚ブラックや、デイビッド・シューリス演じる新任教師ルーピンなどなど、個性的な魅力を放つキャラにも注目して観てほしい一作。
ブライアン・エプスタインが弟のクライヴ・エプスタインとともに、ビートルズのマネージメント実務を処理する組織として資本金100ポンドで会社を設立。ブライアン、クライヴの二人で各50%の株を持った(その後、増資し、ビートルズも株を保有する)。この日、NEMSエンタープライズは株式会社として登録された。64年3月9日には、リヴァプールにあった本部とロンドンの広報部門を統合、ロンドンの中心地ソーホー、ロンドン・パラディアムの隣にNEMSの本部をかまえた。6階の全フロアが事務所になっていて、記者会見やインタビューなどの会場としても使用された。