

元サウンドガーデン〜オーディオスレイヴのシンガー、クリス・コーネルが米国シアトルに生まれる。両親はアイルランド人で、父親は薬剤師、母親は会計士だった。両親の離婚により精神的ショックを受けた彼は、10代の頃はほとんど外出しなかったそうだ。その時期にドラムやギターを覚えたという。グランジ旋風の最中に登場したサウンドガーデンだったが、彼のスピリチュアルな歌唱は各方面で絶賛を浴びた。かつての辛い経験がその声を生んだのかもしれない。
ARBのシンガーである石橋凌が福岡県久留米市に生まれる。硬派なバンドのイメージを地で行くようなルックスを持ち、その存在感は抜群。彼のヴォーカルなくしてバンドはあり得ないだろう。俳優としてもキャリアを積み、定評があるが、その原点は松田優作と共演した『ア・ホーマンス』(86年)。松田からは相当に厳しい指導を受けたようである。その後、彼がミュージシャンであることを知らない世代も現れるほど、その活動は本格的になった。
99年5月に死去したhide(元X-JAPAN)の遺品を集めたhideミュージアムが、彼の故郷でもある神奈川県横須賀市にオープン。ギターや衣装、音楽の評価 が「2」である中学時代の通知表など、計1,000点以上の遺品が展示された。オープン初日には約1,200人のファンが押し寄せ、ミュージアム建設に尽力した小泉純一郎氏らがテープ・カットを行なった。
カルロス・サンタナ、メキシコに生まれる。13歳の時にサンフランシスコに移住し、'69年にはデビュー前にもかかわらず「ウッドストック」に出演。そのまとわりつくような官能的なギター・プレイが話題となる。そしてデビュー作『サンタナ』、2nd『天の守護神』がヒット。'70年代にはラテン・ロックの雄として絶大な支持を得る。ラテンブームが沈静化した'80年代は比較的地味な活動だったが、99年、デビュー30周年の新作「スーパーナチュラル」を全世界で1700万枚売り、その健在をアピール。'00年にはグラミー賞8部門を制覇した
'91年11月に小山田圭吾とのユニット「フリッパーズ・ギター」を解散し、'93年からソロとなった小沢健二。翌年の3月にスチャダラパーとの合同シングル「今夜はブギーバック」がヒットしてブレイク。だが本領発揮はこのあとから。シングル「愛し愛されて生きるのさ」と「ラブリー」によって、すっかり王子様イメージが定着し、親しまれるように。だが'98年に忽然と姿を消してしまう。'02年2月にアルバム『Eclectic』で復活したものの、メディア露出はない。


ジェーン・アッシャーがBBCテレビの『デイ・タイム』という番組に出演し、ポールとの婚約を破棄したと語り、2人の関係は終わりを告げた。この時期、短期間だがフランシー・シュワルツという女性と付き合っていたことや、リンダと再会したことなどがポールの心境に変化を与え、ジェーンとの関係に終止符が打たれる一因となったといわれる。ジェーン・アッシャーはピーター&ゴードンのピーター・アッシャーの妹であり、それがきっかけでポールがピーター&ゴードンに曲を提供することになった。ピーターはその後アップルのA&R担当となり、ジェイムス・テイラーのデビュー・アルバムのプロデュースを担当。しかし、69年5月にアラン・クラインによって解雇されてしまった。