


スティーヴ・ウィンウッド率いるトラフィックで活躍したドラマー、ジム・キャパルディが英国に生まれる。本名はニコラ・ジェイムス・キャパルディ。幼い頃は、音楽教師だった父親から歌とピアノを習い、10代になるとドラムをプレイしはじめたという。60年代初頭からローカル・グループで活動を開始、67年にウィンウッドらと合流し、トラフィックとして成功を収める。解散後はソロとしても活躍し、渋味のある英国ロックをプレイしていた。2005年に死去。

スガ シカオ、同年上半期のダメな自分を吹き飛ばすために、シングル「SPIRIT」リリース。朝起きてすぐ酒飲んで吐くという、ダメダメな生活を送っていたというスガが“無理をしてでも明るい曲を”と、自分に活を入れるために作ったというこの曲。暗めな歌が多いスガ楽曲においては、異色ともいえる爽やかな明るさで、オリコン最高順17位を記録(オリコン順位で見れば、それまでで一番のヒット)した。
日本のフォーク史上に残るオールナイト・ライヴ“吉田拓郎・かぐや姫 イン つま恋”が、静岡県のつま恋にて開催。集まったファンの人数は、開催地である掛川市の人口に匹敵する6万人。拓郎の「朝までやるよ!」という一言で始まったこのライヴは、2日の昼過ぎから開始され、終わったのは3日の夜明け。人気絶頂の拓郎は一晩で59曲、この一晩だけ再結成したかぐや姫は「神田川」など26曲を熱唱した。声が枯れた拓郎と6万人の観衆が、夜明けに向かって数十分歌う「人間なんて」は、まさに感動のクライマックスだったという。
1958年8月2日生まれ。日本の男性俳優、声優、歌手。大沢事務所所属。「男を腰抜けにさせる声」と称された声の持ち味。その声質から知的な二枚目役が多いが、狂気をはらんだ役や、潰したような“怪物声”を用いた役など、幅広く演じ分けている。声優としての活動以外ではドラマCD『Super Stylish Doctors Story(S.S.D.S)』シリーズの原作も手がけており自身も主人公として出演、作詞なども手がけている。
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』の公開が始まる。ディズニーランドの人気アトラクション“カリブの海賊”をモチーフにしたアクション・アドベンチャー超大作。海賊“ジャック・スパロウ”役のジョニー・デップをはじめ、オーランド・ブルームやキーラ・ナイトレイなど、若手人気俳優の出演が話題を呼んだ。なおシリーズ最終章となる『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』にはジャックの父親役として、ザ・ローリング・ストーンズのギタリスト、キース・リチャーズが出演している。
ジョージとパティ、ロサンゼルスにあるラヴィ・シャンカールのシタール学校を訪問する。ジョージとラヴィ・シャンカールは66年、ロンドンのパーティーで出会った。ビートルズのメンバーのなかでも最もインド音楽に熱心だったジョージは、ラヴィ・シャンカールに弟子入り。「彼は本気でインドで修行する決心をした。彼のまじめさに私も本気で教えたくなった」という。ちなみにラヴィ・シャンカールはノラ・ジョーンズの実の父親である。