

女性ソウル・シンガーのティナ・ターナーが、米国テネシー州に生まれる。10代から歌いはじめた彼女は18歳の時、後に夫となるアイク・ターナーのツアーにバッキング・ヴォーカルとして参加。そこでアイクに才能を認められ、2人のコンビとして60年にデビューを果たした。パッションに溢れる歌声は野性味に満ちており、アクションは非常に激しい。アイクとの離婚後、70年代は不遇の時代を過ごしたが、80年代には見事に復帰した。その逞しさは声にも表れている。

手塚治虫トリビュート・アルバム『アトム・キッズ』発売。エル・マロの「アドルフに告ぐ」、少年ナイフのパンク「鉄腕アトム」、筋肉少女帯の「海のトリトン」になぜか浅野忠信の「名も知らぬ星」と、アニメ主題歌のカヴァーや作品からインスパイアされた新曲が多数収録されている。ほかにも佐野元春 with CMJKや野宮真貴、Jungle Smile、CIBO MATTOといったソツのない人選。「不思議なメルモ」が2曲もあって、「ブラック・ジャック」が1曲もない……ってのがちょっと不思議かも。
"モンキーズの2ndシングル「アイム・ア・ビリーバー」が発売。予約注文だけで105万1,280枚、最終的に300万枚売り上げ、全米で7週連続1位をキープする大ヒットとなる。モンキーズの往年の名曲として今でも歌い継がれる同曲は、全米大ヒット映画『シュレック』の中でも大フィーチャー。米国のバンド、スマッシュ・マウスによってカヴァーされたシングルが注目を集め、またサントラ盤では俳優のエディ・マーフィーもカヴァーしている。"



9月11日の時点から録音を試みていた「プリーズ・プリーズ・ミー」を、午後7時から9時45分までのセッションで完成。メンバーは午後6時にスタジオに到着し、最初の1時間はリハーサルを行ない、まずハーモニカ抜きで録音。ハーモニカのパートは後にオーヴァーダビングされた。ハーモニカの編集用テイクを含めてテイク数は全部で18。録音が終わると、ジョージ・マーティンがトーク・バックを使ってグループに「初のナンバー・ワン間違いなしだ」と声をかけた。その後、「アスク・ミー・ホワイ」のリメイクを6テイク録音。また、ビートルズはもう1曲レノン=マッカートニー作の「Tip Of My Tongue」も演奏。しかし、ジョージ・マーティンはアレンジが気に入らず、この曲は様子見することとなった。しかし、ビートルズがのちにこの曲をとりあげることはなかった。