

シンガー・ソングライター、財津和夫がシングル「サボテンの花〜ひとつ屋根の下より」をリリース。もともとは財津の率いたバンド、チューリップの74年のヒット曲だが、サブタイトルにある通り、江口洋介主演のフジテレビ系ドラマ『ひとつ屋根の下』の主題歌として財津がソロでリメイクした。切なくも爽やかな曲調と歌詞が感動の家族ドラマに絶妙にマッチ、見事に大ヒットとなる。以降、CMや同ドラマの続編などでも話題となった名曲だ。
ソニック・ユースの女性ベーシスト、キム・ゴードンが米国ニューヨークに生まれる。ロサンゼルスで育った彼女は、芸術家を目指してアート・スクールに通う。その卒業を前にニューヨークに移り、そこで音楽活動を開始するのだった。ソニック・ユースを始動したのは81年。84年にはバンドメイトであるサーストン・ムーアと結婚し、94年には愛娘のココも誕生。ミュージシャン、アーティスト、母親と、多彩な顔を持つ才女である。
米フロリダ州出身、バックストリート・ボーイズの大ヒットした3rd『ミレニアム』発売。A.J.、ハウイー、ケヴィン、ニック、ブライアンの5人で構成されるBSBのグループ名は、ご当地で人気だったフリーマーケット、BACKSTREETMARKETから取られたもの。ヨーロッパやオーストラリア、日本での強力な宣伝やライヴのおかげでブレイクした彼らは祖国へ凱旋。満を持して発売されたこのアルバムは、全世界で2,400万枚を売り上げ数々の記録を打ち立てた。
トーク番組では、芸人顔負けのハイテンションぶりを炸裂させているヘビメタ・バンド、SEX MACHINEGUNSのほぼすべての曲を手がけるリーダー、ANCHANG(アンチャン/g,vo)、愛媛県に生まれる。ライヴで盛り上がる4枚目のシングル「みかんのうた」は、もちろん愛媛出身の彼の作品。鹿児島で大学生をやっていた頃、“SEX PISTOLSよりスゴイ”という願いをこめ、同バンドを結成。その後、一時期サラリーマンになるなど、紆余曲折をへて、1998年「HANABI-la大回転」でメジャー・デビューを果たした。
ロック・オペラの先駆け、初のロックミュージカル『ヘアー』がニューヨーク・ブロードウェイにて初演される。'60年代の中頃、失業中の俳優ジェローム・ラグニとジェイムス・レイドの2人は、伝統にとらわれず、リアルな生活感がそのまま表現された「それまでにない」ミュージカルを考案。反戦と自由、人種差別、暴力、麻薬といった問題を生々しく表現し、圧倒的な人気を得た。劇場が見つからないなどさまざまな困難をはねのけながら4年間ものロングランを続け、初演から30年経った現在も、世界各地で公演されている。


ITV系列テレビの特別番組『アラウンド・ザ・ビートルズ』は、生演奏という形式になっていたが、番組用に収録したテープに合わせて擬似演奏する形となった。その関係で、19日に出演者全員がロンドンのスタジオに集まり、収録が行なわれた。ビートルズの収録は最後だったため、夕方にスタジオ入り。「ツイスト・アンド・シャウト」「彼氏になりたい」やシングル曲のメドレー、アイズレー・ブラザーズの「シャウト」などを収録した。28日の本番収録では、この日収録したテープに合わせて擬似演奏。観客の歓声を演奏にかぶせて放送された。また、番組ではシェークスピアの『真夏の夜の夢』の寸劇も披露した。