



個性派バンド・Great3のVo.片寄明人が東京都に生まれる。高桑圭、白根賢一とともに'94年にバンドを結成、翌年「Fool&The Gang」でデビュー。片寄はほとんどの曲の作曲・作詞を担当。独特の暗く、女々しくも男の精神を的確に表わした詞や、ビーチボーイズ的サウンドで熱狂的ファンが急増。その後、プロデュースも手がけたショコラと結婚し、Great3の楽曲にも変調が見られている。

ジャズシンガー、ローズマリー・クルーニー、米国ケンタッキー州メイヴィルにて生まれる。'45年、妹ベティとクルーニー・シスターズの名で歌手デビュー。'49年からソロシンガーとなり、'50年代には「カモナ・マイ・ハウス」が大ヒット、人気歌手となる。同曲は日本では江利チエミがカヴァー、日本語で軽快に歌ってヒットさせた。ちなみに、同曲はばかばかしい内容だったため、クルーニー自身歌うのを嫌がったが、プロデューサーのミッチ・ミラーに強要されて歌ったとか。
1933年、声優の飯塚昭三が福島県に生まれる。数多くのアニメーション作品、特撮作品に携わるベテラン声優。低音の利いた声質で、主に悪役や怪人、地位の高い役を演じる名バイプレーヤーとして活躍。特に、“戦隊”シリーズの怪人や、一連の“宇宙刑事”もの、『巨獣特捜ジャスピオン』、『機動刑事ジバン』といった“メタルヒーロー”シリーズの“首領”役で人気が高い。声優養成所の講師として、後進の育成にも力を注いでいる。
1980年公開の黒澤明監督『影武者』がカンヌ国際映画祭グランプリを獲得。黒澤を敬愛するフランシス・フォード・コッポラ、ジョージ・ルーカスが外国版プロデューサーに就任した。主演を演じる予定だった勝新太郎が撮影直後に監督と衝突し降板、『乱』の主演が内定していた仲代達矢を武田信玄役として起用。山崎努、萩原健一、大滝秀治と豪華出演陣のほかに、当時無名だった電撃ネットワークの南部虎弾、山田五郎などがエキストラとして出演している。
ジョージ、ダーク・ホース・レーベルを設立し、ロサンゼルスにオフィスをかまえ、A&Mレコーズと契約。条件はEMIとの契約が終了後ダーク・ホースへ移籍し、アーティストを積極的に提供すること。74年9月、レーベル第1回目の作品としてスプリンターとラヴィ・シャンカールのアルバムが発表された(2枚ともにジョージのプロデュース)。しかし、76年7月にEMIとの契約が切れたジョージは、A&Mと交わした契約の1つ(自身のアルバム制作)を遂行することができず、A&Mに違約金を請求される。そこでジョージは違約金の肩代わりを条件にワーナーにレーベルごと移籍。以降ワーナーからすべての作品が配給されることになった。