菊地成孔クインテットおよびトリオのメンバーとして活動するほか、
宮本美季 Jazz it up!、金子彰宏トリオなどに参加するジャズ・ベーシスト、小西佑果が11月30日にデビュー・シングル「It Wasn't Over / ループ」を配信リリースしました。
収録曲はともに小西がみずから作曲した楽曲で、若手プレイヤーの壷阪健登(p)、高橋直希(ds)とのトリオで録音。小西は収録の「It Wasn't Over」について「最初のライブの時から毎回演奏している大事な曲で、冒頭のベースラインが最初にできて、そこから膨らませていきました。五拍子とワルツを行き来するうちにサウンドに強いうねりが生まれていきます」、「ループ」については「谷川俊太郎さんの詩〈わたしがうたう理由(わけ)〉から着想を得て今年の7月に完成した、今ある曲の中では一番新しいものになります。ループ=輪廻転生のイメージに加えて、日々を過ごす中で遠い記憶がこの前のことのように頭を巡ること、海辺を歩いていると波が足に寄せては返す、淡々とした風景を思い浮かべ、タイトルをつけました」とコメントしています。