京都を中心に活動する3ピース・バンド、Hitotonariが、6月26日(水)にシングル「渋谷」をデジタル・リリース。本作は、HIP LAND MUSICによるデジタルディストリビューション&プロモーションサービス「FRIENDSHIP.」がデジタル・リリースをサポートしています。
本楽曲は夜の渋谷を舞台とし、シンプルで静かながらも力強さを感じさせるビートの上に展開されます。歌詞に登場する2人の世界と都会の夜の喧騒が絶妙なバランスで成り立っており、Hitotonariらしく渋谷の夜をまとめあげた楽曲と言えるでしょう。
Hitotonariは今年1月に2ndアルバム『遠霞』をリリースしており、シングル作品としては本作が6作目のリリースとなります。
また、本楽曲のリリースに合わせてMVを公開しています。こちらも合わせてチェックしてください。
[コメント]「渋谷」は、東京の象徴的なエリアである渋谷の夜をテーマにした楽曲です。この曲は、渋谷の街が持つ独特のエネルギーと感情の揺れ動きを表現し、終電間際の人々の様子や、夜遅くまで踊り続けた二人の姿を通して、都会の喧騒と静寂、そして新たな始まりを描いています。
楽曲のビートは、登場する二人の心拍を模し、パーカッションの重なりが渋谷の夜の息遣いや街の鼓動をリアルに感じさせる工夫をしました。特にサビ部分でのベースとサブベースの掛け合いで躍動感を加えています。声以外の上物を極力排除し、パーカッションを重ねることで、シンプルながらも力強いサウンドに仕上げました。この音のレイヤーが、リスナーに渋谷のリアルな夜の雰囲気を伝える重要な要素となっています。
歌詞は、夜遅くまで踊り疲れた二人の渋谷の交差点での様子を描いています。終電を逃した後の静けさと、その後に訪れる新たな始まりを示唆しています。渋谷の多面的な魅力と、その中で芽生える瞬間の感情を、都会の夜の一瞬一瞬を切り取り表現しました。
「渋谷」は、エネルギッシュでありながらもどこか切なさを感じさせる楽曲です。活気に満ちた夜の街を楽しむときや、終電を逃して静かな夜を過ごすとき、または都会の喧騒の中で自分だけの時間を感じたいときに、この曲を聴いていただきたいです。渋谷の夜に包まれるような感覚を味わって下さい。――城垣(vo,g,syn)