現在、アナログ中古市場でも高額取引されるなどコレクター界隈では超レア盤となっている、
月亭可朝が1976年にリリースしたLP『マンガ浪曲(サラリーマン読本)』の完全復刻盤と、同じく初となるCD化の2タイトルが3月25日(水)に同時発売されます。
「嘆きのボイン」が80万枚以上のセールスを記録する大ヒットとなり、落語家でありながら歌手としてもブレイクを果たした月亭可朝。本作には、日本初のラップ歌謡といわれる「ミスター・チョンボ」や、シャンソン風の「あゝ懐しの青春時代」、「ひとり酒(歌謡曲)」など、浪曲師になりきった可朝の話芸と美声が楽しめる楽曲が収録されていますが、現代の社会通念上、コンプライアンス的に問題があると思われる表現に関しては、50年前の作品に敬意を表し、改変を行わず完全復刻盤としてリリースされます。
今回の復刻盤リリースを企画した、タワーレコード(株)商品本部・今村方哉氏は「1976年当時であっても、よくこの内容で発売が出来たと考えられるほどですが、50年前の作品に敬意を表しオリジナルそのままに完全復刻をしていることをご理解いただければと思います。また、ジャケットにステッカーを貼っていますが、その下はオリジナルそのままとなっています。給与があがらないのに物価ばかりが上昇し、インバウンドと呼ばれる海外からの旅行者たちから、日本はまるで天国のようで何を食べても美味しくて物価が安いと言われる現代ニッポンを月亭可朝師匠は天国からどう見ておられるのだろうかと考えることがありますが、答えはこのアルバムの中にあるのかも知れません」と、常に時代を的確に捉えた規格外の存在だった月亭可朝の名盤復刻に期待を寄せました。