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アニメ映画『迷宮のしおり』、SUZUKA(新しい学校のリーダーズ)・原田泰造・伊東蒼・齋藤潤ら声優陣発表

2025/07/31 12:37掲載
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アニメ映画『迷宮のしおり』、SUZUKA(新しい学校のリーダーズ)・原田泰造・伊東蒼・齋藤潤ら声優陣発表
 『マクロス』シリーズ、『アクエリオン』シリーズなど独創的なヴィジュアルと世界観が特徴的な数々のヒットアニメを手掛け、最近は大阪・関西万博でテーマ事業プロデューサーを務めたことも話題となっているアニメ監督・河森正治の初オリジナル劇場長編アニメーション『迷宮のしおり』が2026年1月に公開します。この度、本作の声優陣が発表されました。

 『迷宮のしおり』は“歌”と“SF”と“三角関係”というこれまでアニメファンを熱狂させてきた河森監督のヒットシリーズにおける三種の神器をベースに、現代人の誰もが手にしているスマートフォンあるあるを組み込んだポップでちょっとホラーな異世界脱出劇。そんな本作を誰もが共感する青春賛歌に河森監督が昇華させ、新たなフィールドへと挑みます。『マクロスF』、劇場版『マクロスF〜イツワリノウタヒメ〜』などで河森監督ともタッグを組んできた江端里沙がキャラクターデザインを担当するなど河森作品の集大成といえる豪華スタッフが集結しました。

 物語の主人公は、普通の女子高生の前澤栞(まえざわ・しおり)。ある日、突然スマホが割れて、気が付くと誰もいない異世界の横浜に。目の前に現れた謎のウサギのスタンプから「スマホの中に閉じ込められた」と告げられ、現実世界ではもう一人の自分が突如現れて自由奔放に振る舞い出します。もう一人の自分の暴走を食い止めるべく、奇妙なスマホの迷宮から抜け出そうとする、もしかしたらSNS社会で本当に起こるかもしれない異世界青春ファンタジーです。

 主人公・栞の声を担当するのは、新しい学校のリーダーズ・SUZUKA。楽曲「オトナブルー」が大ヒットしその年の各トレンド賞を席巻、さらには、『第74回 NHK紅白歌合戦』に初出場を果たしトップバッターをつとめるなど一躍人気アーティストに躍り出た、新しい学校のリーダーズ。その独特な存在感で、見るものを惹きつけてやまない魅力にあふれるSUZUKAが、本作でアニメ映画の声優に初挑戦。「アニメ映画の声優という初体験は私の表現人生に新たな刺激を頂きました」とコメントしており、日本だけではなく世界中のファンを魅了してきたSUZUKAの新しい魅力が、アニメ映画の声優という新領域で開花します。

 さらに、主人公・栞が閉じ込められてしまうスマホの中の異世界“無人の横浜”で出会うウサギのスタンプ・小森の声を原田泰造が担当。ネプチューンのメンバーでお笑い芸人として活躍しながらも、数多くのドラマ・映画に出演し、主演映画『映画 おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』も公開されたばかりの原田。今回の役柄に関しても「小森は可愛らしい見た目なのに困っている人を放っておけない人情味のあるキャラクターなので、みなさんも好きになること間違いなしです」と話す通り、俳優・声優としてのキャリアを多数持つ原田が今作ではどんな活躍を見せるのか乞うご期待。

 そして、栞の幼馴染であり、歌とダンスの動画配信にストイックに取り組む女子高生インフルエンサー・倉科希星を伊東蒼が、栞のクラスメイトでお調子者の山田を齋藤潤が担当することも発表。今年公開となった『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』など、出演する作品で見せる圧倒的存在感で映画ファンの心を掴んできた伊東も今回がアニメ映画の声優初挑戦となります。伊東は今回演じた役柄に関して「初めて希星のイラストを見た時、ぎゅん!と胸を射抜かれたことを覚えています」とコメントを寄せています。2024年公開の『カラオケ行こ!』で頭角を現し、第48回日本アカデミー賞新人俳優賞などその年の新人賞を続々と受賞した齋藤も声優初挑戦。「事前に映像をいただいて、セリフのタイミング、ストロークなどを測りながら練習していた時間が、とても楽しかったです」と語っています。

 監督を務める河森正治も本作の豪華出演陣の演技に、大きな手ごたえを感じ、それぞれのキャストに向けたコメントを寄せています。豪華声優陣が発表され、ますます期待が高まる『迷宮のしおり』。2026年最初の注目作となる本作の続報に乞うご期待ください。

[コメント]
どうも、新しい学校のリーダーズのSUZUKAです。
この度は、「迷宮のしおり」の栞とSHIORIの二役を務めさせていただきました。
アニメ映画の声優という初体験は私の表現人生に新たな刺激を頂きました。
本当にご馳走様です。
栞とSHIORIの声を自分の声の中から探す旅はとても興味深い感覚でした。
“すずか”と“しおり”はどこか共通点があり寄り添い入り込む事が出来ました。
すずかの声から産み出されるしおりを是非色々と感じていただけたら幸いです。
河森監督この素晴らしい機会を私に与えてくださり誠にありがとうございます。
世界中の皆様にこの作品を楽しんでもらえる事を願っています。

――新しい学校のリーダーズ・SUZUKA

(河森監督からコメント)
個性と自由ではみ出してゆく、青春イノシシなSUZUKAさん。
その挑発的かつパワフルなパフォーマンスは、本作のもうひとりのSHIORIにとても重なるイメージでした。
初挑戦ながら、一人二役を葛藤と向き合いながらも、役に入り込む姿に心打たれました。
彼女の生きざまこそあらゆるひとへの青春応援歌そのものなのだと確信しました!
是非、大スクリーンで、SHIORIとSUZUKAの、栞とSUZUKAのチャレンジをご体感ください。


このたび、もう一つの世界に住んでいるウサギのスタンプ・小森を演じさせていただきました。
主人公の栞を演じているSUZUKAさんと、奇妙な世界での冒険を悪戦苦闘しながらも、楽しくアフレコに臨めました!
小森は可愛らしい見た目なのに困っている人を放っておけない人情味のあるキャラクターなので、みなさんも好きになること間違いなしです。
この不思議な世界での冒険を、みなさんも是非一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです!

――原田泰造

(河森監督からコメント)
初めてお会いした時、誠実な人柄や、役に向き合うストイックなまでの姿勢にとても感銘を受けました!
小森さんは、世間の誹謗中傷にこころが割れて、スマホの迷宮に閉じ込められたスタンプの住人。
原田さんには、小森さんのコミカルではちゃめちゃな面はもちろん、本来のピエロが持つぺーソスや秘めた想いも込めて演じていただき、薄っぺらいスタンプに血肉を通わせ、とても魅力的なキャラクターに仕立ていただきました!


初めて希星のイラストを見た時、ぎゅん!と胸を射抜かれたことを覚えています。
とにかくキラキラしていて、制服の着こなしや、表情の一つ一つが可愛くて...。
自分の中にあるキラキラをかき集めて、希星への憧れをのせて、とても楽しくワクワクしながらアフレコをしました。
簡単に、膨大な情報が得られる現代で生きる私に、優しくあたたかいエールをくれたこの作品が、皆様の元へ届くことが、すでに待ち遠しく思います。
「迷宮のしおり」公開を楽しみに待っていてください!

――伊東蒼

(河森監督からコメント)
伊東さんにお願いする希星は、栞の憧れの幼なじみであり、ちょっとミステリアスな存在。
実写映画での演技がとても魅力的な伊東さんが、アニメーターたちの描いた希星に新たな命を吹き込んでくれています。
生身の伊東さんとはひと味違う素敵な希星をご期待ください♪


いつか挑戦してみたいと思っていたアニメ声優のお仕事に初めて参加することができました。
事前に映像をいただいて、セリフのタイミング、ストロークなどを測りながら練習していた時間が、とても楽しかったです。
分からないことが多い中、リハーサルの時間を設けていただき、安心して本番に臨むことができました。
原田泰造さんとまたご一緒することができ、とても嬉しかったです。
主演のSUZUKAさんをはじめとしたキャストの方々がとても素敵なので、山田はもちろん、皆さんのキャラクターにも注目していただきたいです。

――齋藤潤

(河森監督からコメント)
齋藤さんに初めてお会いした時、なんだかアニメの中の山田がそのまま現実に抜け出してきたみたいで驚きました!
山田は栞の幼なじみであり、不器用だけど一生懸命で憎めない少年。
そんな彼を声優初挑戦の齋藤さんがイキイキと演じてゆく姿が、とてもフレッシュで、まさに山田君でした!


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©『迷宮のしおり』製作委員会

『迷宮のしおり』
2026年1月全国ロードショー
gaga.ne.jp/meikyu-shiori
配給: ギャガ
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