2006/07/05掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
昨年末に一度お伝えしたものの、その後、発売延期となっていた、
ピンク・フロイドのライヴDVD『p.u.l.s.e』(写真)がいよいよ発売に!
7月11日発売となった
US盤に続き、『驚異』という邦題が付けられた
日本盤(MHBP-78〜9 \4,935(税込))は9月6日発売予定。日本盤のみ『ピンク・フロイドの道(仮)』というタイトルが付けられた別冊ブックレットが付属され、当時の関係者へのインタビューやバイオグラフィなどが掲載される予定です。
本作は94年作
『対(Division Bell)』発表後に行なったワールド・ツアーの模様を収めたもの。ステージ中央の大円形スクリーンに写し出される複雑怪奇な映像、そして、巨大ミラー・ボールが光を放ち、レーザー光線が会場中を照らし出す“光の洪水”とでも言うべき演出などが、それまでのコンサートの定義を大きく変えた“史上最大の光と音のスペクタクル・ショー”として、今も語り継がれているものです。
DVDでは、代表作
『狂気(Dark Side Of the Moon)』の全曲再演などのライヴ本編に加え、数々のボーナス映像も収録。サウンドは、ピンク・フロイドの近年の音をすべて取り仕切ってきたジェイムス・ガスリーによる5.1chサラウンド・ミックスへとなっています。また大きな目玉が特徴的なジャケット・アートワークはお馴染みのストーム・トーガソン(元ヒプノシス)が手がけたもの。英国ではDVD発売を記念して、この大きな目玉2つの模型(高さは人間の身長並)を実際に制作しており、現メンバーの
デヴィッド・ギルモア、
ニック・メイスン、
リック・ライトのサイン入りでオークションに出品される計画もあるそうです。