2022年に、世界で唯一、タワーレコード渋谷店限定CDとして発売された「4AD」のコンピレーション作品『Pleasures and Treasures』が、タワーレコード渋谷30周年を記念して日本語帯付き2LP盤として12月5日（金）よりタワーレコード渋谷店と「4AD」のウェブ・サイト限定で発売。あわせて、12月5日から12月28日（日）まで、タワーレコード渋谷店（6F Tower Vinyl Shibuya 内）にてスペシャル・ポップアップ・ショップも開催されています。

　『Pleasures and Treasures』は、40年以上にわたり世界のインディー・シーンを牽引してきたUKの名門「4AD」と、タワーレコード渋谷店が共同でセレクトしたもの。ルシンダ・チュアによるロイ・ハーパー、そしてディス・モータル・コイルによる「Another Day」の再構築版に加え、ドライ・クリーニングやビッグ・シーフによるライヴ音源が本作のみに収録されています。また、Rema-Rema、ザ・ウルフガング・プレス、カラー・ボックスなどによる貴重なレア曲に加え、コクトー・ツインズ、ラッシュ、ディス・モータル・コイル、ピクシーズ、ディアハンターといった往年の人気アーティストの楽曲も揃えており、レーベル史を辿る決定盤と言えます。アートワークはロンドンのアーティスト、ロス・ポール・マッキューアンが担当。

　また、アナログ発売にあわせて開催されるポップアップ・ショップ会場では本作の2LPに加え、「4AD」ロゴ入りトートバッグやソックスといったレーベル公式グッズ、さらにラッシュの名盤コンピレーション『Gala』のリイシューを記念して制作された限定Tシャツなど、国内では入手困難なアイテムが販売予定。「4AD」ロゴ入りトートバッグは、レーベルが2023年に海外で展開した初の公式マーチャンダイズ・コレクションのデザインを元に、日本向けに新たに制作した特別仕様。オリジナルのドロップは、ロンドンを拠点とするアーティスト、ロス・ポール・マッキューアンが手がけたアパレルラインとして、4ADウェブストア限定・極少数でリリースされたもので、クラシックな「4AD」ロゴにスワンのエンブレムや“Pleasures & Treasures, Deep below the surface.”といった象徴的なフレーズを配したアートワークが特徴的です。これらのモチーフは、マッキューアンが担当した『Pleasures and Treasures』コンピレーションのヴィジュアルワークとも深くつながっており、レーベルの世界観をより立体的に表現しています。

　なお、今回のポップアップ限定購入特典としてロンドンの現代アート・ヴィジュアルアーティストFelix Loftusが制作し、写真家Olly Gearyが撮影したサイコロを用いた「4AD」の2025年クリエイティブデザインのポスターも決定しています。