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三井住友銀行×映画『わたしの知らない子どもたち』、子どもたちとのワークショップ実施 原摩利彦の音楽レクチャーも

2026/05/15 18:05掲載
三井住友銀行×映画『わたしの知らない子どもたち』、子どもたちとのワークショップ実施 原摩利彦の音楽レクチャーも
 『すばらしき世界』の西川美和監督が原案・脚本・監督を担当、本作で初主演を務める新人・小八重葵美(こやえ あみ)と二階堂ふみをダブル主演に迎え、戦後の日本に実在した“知られなかった子どもたち”の存在を描き出した映画『わたしの知らない子どもたち』。“戦後”という時代を背景にしながらも、“今を生きる子どもたち”へ向けた本作の制作にあたり、三井住友銀行の特別協力のもと、撮影現場の見学や映像制作体験、映画音楽に触れる機会など、子どもたちへ向けたワークショップが実施されました。

 本映画は、戦後間もない日本を舞台に、家族や居場所を失った子どもたちの姿を、彼ら自身の視点から描き出した作品。主人公・琴子を演じるのは、本作で大抜擢された新鋭・小八重葵美。そして、子どもたちを取り巻く大人たちの一人として、国内外で高い評価を受け続ける二階堂ふみが出演。さらに、音楽を映画『国宝』において数々の音楽賞を受賞した原摩利彦が担当するほか、映画『ゴジラ-1.0』で第96回アカデミー賞 視覚効果賞を受賞した白組チームが担当するなど、日本映画界を代表するスタッフ陣が集結し、焼け跡の時代を繊細かつ力強く描き出しています。

 主人公の琴子は、戦争によって家族を失い、生き延びるために“少年として生きる”ことを選んだ12歳の少女。“生まれながらのアウトロー”ではない彼女が、戦争と敗戦によってすべてを失い、「生きるために、自分自身を手放す」選択をします。映画は、焼け跡の街で懸命に生きる子どもたちの姿を通して、「未来へ何を手渡していくべきか」を静かに問いかけてきます。

 本作は、映画制作そのものに加え、三井住友銀行と共に実施したワークショップを通じて、子どもたちと交流を重ねながら制作が進められました。西川監督は、長い準備期間の中で子どもたち一人ひとりの言葉や感覚に丁寧に耳を傾けながら、彼らの視点や息づかいを作品へと反映。子どもたちを「見つめる対象」としてではなく、「共に物語を育てる存在」として向き合いながら、本作を作り上げたと言います。

 ワークショップでは、子どもたちがプロの熱量に触れ、表現の喜びを知る貴重な機会となりました。撮影現場の見学にはじまり、西川組の制作スタッフからのレクチャーによる最新のCG技術やアフレコ体験、さらに映画音楽家・原摩利彦による音楽レクチャーまでを実施。映画のテーマを届けるだけではなく、映画づくりそのものを通じて、次世代へ想像力や表現の場をひらいていきました。三井住友銀行は、映画で描かれる「困難の中でも希望をつなごうとする子どもたちの姿」、そして未来を担う世代へ向けた活動に共感し、特別協力として参画したとのことです。

 あわせて、『わたしの知らない子どもたち』の海外配給を担うセールスエージェント(アジア地域を除く)が、イタリア・ローマを拠点とする名門「イントラムービーズ(Intramovies)」に決定したことも発表。同社はこれまで、フェデリコ・フェリーニミケランジェロ・アントニオーニピエル・パオロ・パゾリーニといったイタリア映画界の伝説的オートゥールたちによる名作を数多く手掛け、映画芸術の金字塔ともいえる作品群を世界中の観客へ届けてきました。

 セールス・マーケティング&アクイジションズ・マネージャーのGeremia Biagiottiは、「K2、そして西川美和監督との協業をスタートできることを大変光栄に思います。本作は、子どもたちの生き抜く力を繊細に描きながら、戦争が人間にもたらす代償を壮大なスケールで見つめた作品です。鋭い観察眼とクラシカルな演出によって語られる本作は、日本特有の傷跡に根ざしながらも、世界共通の普遍性を備えています。『靴みがき』や『禁じられた遊び』の系譜を受け継ぎつつ、『オリバー・ツイスト』を思わせる側面もあり、さらに近年の『誰も知らない』や『カペナウム』にも通じる響きを持っています。あらゆる世代のアートハウス映画ファンの心に届き、世界の主要映画祭で強い存在感を放つ作品になるでしょう」とコメントを寄せています。

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©2026 K2 Pictures

『わたしの知らない子どもたち』
2026年10月16日(金)全国公開
k2pic.com/film/wsk
製作・配給:K2 Pictures
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