坂本龍一がエイベックスと共同設立した新レーベル“commmons”から、初となるアルバムをいよいよリリース！　新作はウィーン出身のクリスチャン・フェネスとのコラボレーション・アルバムとなります。

　今回コラボするクリスチャン・フェネスは、坂本龍一『CHASM』のリミックス盤『Bricolages』(写真)にも参加していたアーティストで、突出した才能でラップトップ・ミュージックに新たな地平を切り開いたと言われるシーンを代表する人物。“fennesz + sakamoto”名義で発表される今回のコラボ作『cendre』では、“オーガニックなエレクトロニカ”とでも評したくなる作風を披露しているようで、“まるで懐かしいものを聴いているような錯覚に陥らせる音、温かみのあるノイズ、人間的な電子音”とも語られています。日本盤(RZCM-45525　\2,200(税込))は日本先行での発売で3月28日を予定。単なる“音響派”作品ではない不思議な表情を持つ響きに溢れた作品となっているようなので、期待して待つと致しましょう！