清々しく潤いに満ちた男女混声ハーモニーで60年代に高い人気を誇ったママス＆パパスの元メンバー、デニー・ドハーティ（Denny Doherty）が1月19日、カナダの自宅にて死去しました。享年66歳。

　The Colonialというバンドで活躍した後、ジョン・フィリップスらとともにママス＆パパスを結成。1965年にレコード・レビューをし、誰でも一度は耳にしたことのあるはずの「夢のカリフォルニア（California Dreamin'）」や「マンデー･マンデー（Monday, Monday）」などのヒット曲を生み出し、60年代の米ポップス界を代表するグループとして活躍。1971年にはソロ・アルバム『ワッチャ・ゴナ・ドゥ』を発表していました。

　近年はブロードウェイ・ミュージカル「Dream A Little Dream: The Mamas & Papas Musical」を共同執筆するなどしていましたが、腎臓を病んでいたようです。心よりご冥福をお祈りします。