名だたる一流アーティストの名盤を紙ジャケット、24bitリマスターにて限定復刻する、東芝EMIの人気シリーズ“必聴名盤シリーズ”。今年6月より開始された同シリーズでは、GSからアイドルまで、じつに様々な作品を今まで復刻してくれたわけですが、そんな同シリーズの第5弾作品が、来年2月25日にリリースされることになりました。

　今回も例によって例のごとく、24bitリマスタリングされたハイクオリティな音源に加え、ジャケットからブックレットまで、オリジナルLPをできる限り再現した紙ジャケ仕様にて復刻される予定で、そのラインナップは下記のとおり。価格は全て\\2,300(税込)となっています。

●ザ・ワイルド・ワンズ『ザ・ワイルド・ワンズ・アルバム第2集』(TOCT-25334・写真)
　68年作。ヒット曲「青空のある限り」「愛するアニタ」などに加え、「イエスタデイ」などの洋楽カヴァーも収録した2nd。

●ゴールデン・カップス『ザ・ゴールデン・カップス・アルバム』(TOCT-25335)
　68年作。ヒット曲「いとしのジザベル」「銀色のグラス」収録の1st。

●ハプニングス・フォー『クラシカル・エレガンス　バロック＆ロール』(TOCT-25336)
　69年作。「誓いのフーガ」など、GS全盛期にバロックとの融合に挑戦した意欲作。

●ザ・ランチャーズ『OASY王国』(TOCP-25337)
　69年作。架空の国“OASY”をテーマにしたコンセプト・アルバム。

●ジャックス『ジャックスの奇蹟』(TOCP-25338)
　69年作。メンバー交代を経てロック色を強めた2nd。

●モップス『ロックン・ロール'70』(TOCP-25339)
　70年作。サイケからハード・ロックン・ロールへと脱皮したレーベル移籍第1弾作品。

●サディスティック・ミカ・バンド『HOT! MENU』(TOCT-25340)
　75年作。クリス・トーマスがプロデュースしたラスト・アルバム。

●クリエイション『ピュア・エレクトリック・ソウル』(TOCP-25341)
　77年作。ヒット曲「SPINNING TOE-HOLD」などが収録された3rd。

●りりィ『りりシズム』(TOCP-25342)
　77年作。異色のシンガーソングライターの6th。初CD化。

●ジャパニーズ・エレクトリック・ファンデーション『ジャパニーズ・エレクトリック・ファンデーション』(TOCP-25343)
　86年作。野沢秀行を中心に結成された通称“JEF”のアルバム。サザンオールスターズの桑田佳祐によるオリジナル・ライナーノーツも復刻。