ルイス・コールとのユニット、ノウワーの活動で知られるジェネヴィーヴ・アルターディ（Genevieve Artadi）が、フライング・ロータスが主宰するレーベル「Brainfeeder」からは初となるアルバム『Dizzy Strange Summer』を7月17日（金）にデジタルとLPでリリースします。アルバム・リリースのアナウンスとあわせて、収録曲「Living Like I Know I’m Gonna Die」が発表され、YouTubeではミュージック・ビデオが公開中です。

　『Dizzy Strange Summer』はヴォーカリスト、作曲家、プロデューサーとして活躍するアルターディのソロ・アルバムであり、ノウワー、エクスペンシヴ・マグネッツ、エヴリシングズ・アンダー・コントロールといった彼女が所属するバンドの外で独自の境地を切り開いたことが証明されています。ジャズ、サイケデリック、ボサ・ノヴァ、アバンギャルドなエレクトロニクスなどの影響を融合させ、アルターディが育ってきた米ロサンゼルスのDIYシーンに独自の視点をもたらしています。

　衝動性がアルバムの制作を支えており、同時にルイス・コール、サム・ウィルクス、ヘンリー・ハリウェル、ダニエル・サンシャイン、アダム・ワイズマン、ラスラン・シロタ、ロス・ガーレン、デヴィッド・ビニー、ジェイコブ・マンなど、志を同じくする音楽的な友人たちが参加。ほとんどのトラックはアルターディのラップトップ上で制作が始まり、それに対して彼女の友人たちが手を加え、アルターディの元に戻ってきて最終的な形に昇華されました。「何かを作って、それを世に出したいという燃えるような気持ちになることがあるの」と彼女は語っています。