ビッグ・シーフのヴォーカリスト、エイドリアン・レンカー（Adrianne Lenker）が、12月5日に最新シングル「Ruined」を映像とともに公開しました。

　2024年に発売が予定されているという最新アルバムの幕開けを告げる「Ruined」は、胸を引き裂かれるような切ない楽曲。彼女はこの曲でピアノを演奏し、「Can’t get enough of you / You come around I’m ruined（もっとあなたが欲しい / あなたが来ると、私はダメになる）」と嘆くように歌っており、聴き手を否応無しに引き込み、最後の音がフェードアウトした後も心にいつまでも残るであろう力強くも、感傷的なラヴ・ソングとなっています。

　あわせて公開された「Ruined」のミュージック・ビデオは、エイドリアンの弟であるノア・レンカーが監督し、秋の紅葉の中にいるレンカーの美しい映像がコラージュされた内容に。レンカーが川原に身を浸したり、午後の日差しを浴びたり、並木道で踊ったりしている様子が、モザイクのように配置され、息を呑むような作品に仕上がっています。

　また、2024年1月、エイドリアン・レンカーはスクール・オブ・ソングを通してオンライン作曲ワークショップを開催することも発表。1月7日、1月14日、1月21日、1月28日の4週連続の日曜日に、Zoomのライヴ講義を通じて行われます。ワークショップの参加費は160ドルで、友人と一緒に申し込むと20％の割引が適用。申し込み締め切りは1月6日のUK時間で午前7時59分 (日本時間 午後4時59分）。詳細と申し込みは、School of Songのホームページをご確認ください。