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バッド・バニー、プエルトリコの文化を讃えた最新アルバムが全米及び世界のグローバルチャートを制覇

バッド・バニー   2025/01/31 12:57掲載
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バッド・バニー、プエルトリコの文化を讃えた最新アルバムが全米及び世界のグローバルチャートを制覇
 グラミー賞3冠、ラテングラミー賞11冠の受賞歴を誇るバッド・バニー(Bad Bunny)が1月5日に発表した通算6作目のスタジオ・アルバム『DeBÍ TiRAR MáS FOToS』(デビ・ティラール・マス・フォトス)が、ビルボードの全米アルバムチャート並びに世界のグローバルアルバムチャートで1位を2週連続記録。アメリカでは前作に続いて4作目のNo.1を獲得し、日本でもSpotifyバイラルトップ50のチャートにアルバムからの3曲がランクインするなど、真のグローバル・スーパースターぶりを発揮しています。

 “もっと写真を撮っておくべきだった”と題されたこの最新アルバムには、プエルトリコの民族音楽であるヒハラ(jíbara)やプエルトリコのフォークミュージックに根ざした音楽を取り入れた全17曲を収録。プレナやサルサなどの古典的なジャンルと、ハウスやレゲトンなどの現代的なジャンルをシームレスに融合させ、プエルトリコで録音された最高峰のプロダクションとともに、バッド・バニーによる同国の伝統と文化を讃える感情的な歌詞と、生演奏による楽器のサウンドが際立たった作品です。アルバム・リリースの前日には、プエルトリコ文化を讃える短編映画も公開されました。

 バッド・バニーはアルバムについて「私はこのアルバムを何年も夢見てきました。それがこの度、実現することとなり、これ以上の幸せはありません。私は常に私のフォロワーに正直であり、この新しい作品を通して、フォロワーは私についてもっとよく知り、また私自身ももっと自分を知ることになるでしょう。このアルバムは、私が自分自身をよりよく知ることになった経験から生まれたものです。私が最も好きなリズムとは、つまり私が歌い、クリエイトするのが心底楽しいリズムなのだと知るきっかけになりました。私はプエルトリコ人であり、カリブ人であり、私の音楽、私の文化、私の国の歴史が、プレナからレゲトンまで私の体には脈々と流れています。私のキャリアと人気の絶頂期に、私が誰なのか、べニート・アントニオとは誰なのか、プエルトリコとは誰なのかを世界に示したいのです。最高の時は、まだこれからです」とコメント。

 また、アルバムでは、プエルトリコ人の才能にスポットライトを当て、Chuwi、Dei V、Omar Courtz、Pleneros de la Cresta、RaiNaoといったアーティストをフィーチャーしており、バッド・バニーの文化向上への揺るぎない取り組みが伝わる側面も。「BAILE INoLVIDABLE」や「LA MuDANZA」といったサルサ曲では、音楽学校「Escuela Libre de Musica」の若手ミュージシャンやプエルトリコの新進プロデューサーのBig Jayとコラボを展開。新世代がいかに伝統を引き継ぎ、タイムレスなスタイルに息を吹き込もうとしているかをバッド・バニーは強調し、かつ進化と長きにわたり色褪せないことを保証しています。

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Photo by Eric Rojas

バッド・バニー『DeBÍ TiRAR MáS FOToS』配信リンク
www.debitirarmasfotos.com
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