2024年のブルーノート東京での来日公演も好評を博したミレニアル世代の気鋭サックス奏者、ブラクストン・クック（Braxton Cook）のニュー・アルバム『Not Everyone Can Go』がインパートメントのサブ・レーベル「森の響（ひびき）」の第5弾作品として8月29日（金）にリリースされます。

　2017年のデビュー以来、メロウで甘美なネオソウル、R＆B、ジャズ、ブラック・ミュージックを表現し続けているブラクストン・クック。現代アメリカを生きるミレニアル世代のリアルを描き出すサックス奏者 / ヴォーカリスト / プロデューサーとして注目を浴びています。これまでに『Braxton Cook Meets Butcher Brown』（2015）、『Somewhere in Between』（2017）、『No　Doubt』(2018)、『Fire Sign』（2020）などリーダー作を精力的に発表。2023年にはマーキス・ヒルやマセーゴといった俊英たちをフィーチャーした『Who Are You When No One Is Watching?』をリリースしています。

　本作には、デンマーク出身のシンガー、マリー・ダールストロムとの甘美なデュエット「オール・マイ・ライフ」を含む全14曲を収録。人種、愛、信念、家族――さまざまなテーマを内包しながら、『ノット・エヴリワン・キャン・ゴー』（誰もが同じ道を行けるわけではない）というタイトルに込めた、彼自身の覚悟と進化が刻まれています。