ブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen)が、アメリカで3月6日にニュー・スタジオ・アルバム『レッキング・ボール(Wrecking Ball)』をリリースすることを発表! 日本盤は3月21日に発売予定。
新作は、2009年の
『ワーキング・オン・ア・ドリーム』に続く、3年ぶり通算17枚目となるスタジオ・アルバムで、11曲を収録。限定盤スペシャル・エディションにはさらに2曲のボーナス・トラックを収録。これまでのライヴでも演奏されていたタイトル・トラック「レッキング・ボール」をはじめ、99年のEストリート・バンド再結成以来、バンドのテーマ曲的にファンからも愛され続けている「ランド・オブ・ホープ・アンド・ドリームズ」が初めてスタジオ録音されています。
演奏は
Eストリート・バンドのメンバーとともにさまざまな外部ミュージシャンが参加。その中には、
トム・モレロ(
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン)も含まれているとのこと。
海外のオフィシャル・サイト(
www.brucespringsteen.net)でさっそく1曲目の「ウィ・テイク・ケア・オブ・アワ・オウン」試聴が開始! これぞスプリングスティーンと言えるようなサウンドで、“We Take Care of Our Own” “Wherever this flag's flown”(「自分たちの面倒は自分たちでみるんだ、この旗がどこになびいていようが」)というリフレインが印象的なナンバーになっています。なお、YouTube(
www.youtube.com/user/BruceSpringsteen)でもこの曲が字幕付きの映像で見られますので、ぜひチェックを!
この新作について、ブルースの長年のマネージャー、ジョン・ランダウは、「新譜は野心的で大きな視野に立って作られた作品。新しいテクスチャーとスタイルを持ち、ブルースの典型的サウンドとSeeger Sessionsの経験の両方の要素を結びつけたロックアルバムに仕上がっている」と語っています。そして、曲の大部分は“ウォールストリートを占拠せよ”運動が起こる前に書かれたもので、直接的に抗議運動には触れられてはいませんが、アルバムは“社会的な含み”を持っているとのこと。
また、ジョンは本作について次のように総括も。
「ブルースはできるかぎり深くまで掘り下げ、現代生活を映し出す作品を創り出した。その歌詞は他のどこでも聴くことのできない物語を語り、音楽は彼にとって近年で最も革新的だ。そのソングライティングは彼のキャリアの中でも最高のものに挙げられる。ベテランのファンとブルースを初めて聴く人たちのどちらもが〈レッキング・ボール〉に大好きになるたくさんのことを見つけるだろう」
今後、ブルースはSXSW2012に基調講演者として出演し、ブルースとEストリート・バンドは2012に合衆国と欧州を回る大規模なツアーを行なう予定とのこと。欧州ツアーの日程は公式サイトですでに発表されていますが、ファンの間での大きな関心は、ブルースの親友であり40年にもわたり共に活躍したサックス奏者
クラレンス・クレモンズの昨年夏の死に対してバンドがどのように対応するかというところ。2012年にさまざまな苦難を乗り越えてきた世界に対して“ボス”が何を謳うのか? 全貌はもうすぐ明らかに!

(C)Danny Clinch