BTSは4月2日(木)午前0時、HYBE LABELS公式YouTubeチャンネルを通じて、The 5thアルバム『ARIRANG』の収録曲「2.0」のOfficial MVを公開しました。今作は
パク・チャヌク監督の映画『
オールド・ボーイ』の名シーンをオマージュしています。メンバーたちのコミカルな演技や特殊メイク、楽曲のメッセージとリンクした演出が印象的です。
古びたエレベーターの扉が開くと、スーツ姿のBTSが登場。廊下に集まっている荒々しい雰囲気の男たちと対峙するように降り立ったメンバーたちは、クールなスーツとサングラス姿で、まるでノワール映画の主人公のようなオーラを放ちます。しかし、その手には衣装とは不釣り合いな孫の手やうちわ、短簫(タンソ / 縦笛)、さらには逆さまに持った新聞など、意表を突く小道具やヒゲをつけた変装姿で笑いを誘います。音楽に合わせて前進するメンバーたちの姿は、狭い廊下でワンテイクで撮影した『オールド・ボーイ』の伝説的なアクション・シーンを彷彿とさせます。リズムに合わせて点滅する照明や周辺の人物たちのコミカルな動きが、BTSのパフォーマンスと相まって独特の魅力を届けています。
今回のMVの核心は、エレベーター内で行われる「2.0 LOADING」の過程。メンバーたちは密閉された空間で慌ただしく着替えを済ませ、「着いた」という言葉とともに、世間が知るBTSへと変身を遂げます。その後、廃墟の至る所でパフォーマンスを披露し、「BTS 2.0」という新局面を迎えたグループの現在地を表現しています。
みすぼらしいエレベーターに始まり、華やかなペントハウスで締めくくられる構成も印象的です。映像序盤の荒々しい雰囲気は、底辺から積み上げてきたBTSの軌跡を連想させます。衣装の着替えと空間の転換を経て繰り広げられる後半のシーンは、絶え間ない努力の末に時代のアイコンへと上り詰めた彼らの姿そのもののようです。このように「2.0」のMVは、より強固になったBTSのアイデンティティと、新時代の幕開けを比喩的に表現しています。
映像内のパフォーマンスも見どころの一つです。「2.0」の振付は、重厚感のある動きと精巧な緩急のコントロール、そして明確な起承転結が特徴です。これまでのグループを象徴してきたパフォーマンスのパターンから脱却し、新たな感覚を表現することで、彼らが新たなフェーズへと踏み出したことを示しています。
BTSは「2.0」のMVに対し、格別な愛着を示しています。メンバーたちは「僕たちの進化したパフォーマンスを見せられる映像だと思う。映画をオマージュした作品なので、撮影過程も楽しかった。何より序盤の『オールド・BTS』を表現するために変装したことが長く記憶に残っている。撮影中、お互いの顔を見るたびに笑いが止まらなくて大変だった」と振り返りました。
「2.0」は、変則的なリズムが印象的なヒップホップとトラップジャンルの楽曲です。変化と成長を経て、新たな局面へ入った今のBTSを歌っています。「そう BTSみたいになんて言うは易し / 僕らは跳び箱 誰もかも飛び越えたがる」といった歌詞からは、彼らの自信とこれまで注いできた努力が垣間見えます。なお、本楽曲は米ビルボードが発表した最新のメインシングルチャート「Hot 100」(4月4日[土]付)で50位にチャートインしました。
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