映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でマイケル・J.フォックスが「ジョニー・B.グッド」を弾くのを観てギターに興味を持ったという、ジャズ・ギタリストのセシル・アレキサンダー（Cecil Alexander）が、デビュー・アルバム『イントロデューシング』を9月23日（金・祝）に発表します。レーベルはカート・ローゼンウィンケルが主宰するHeartcore Records。収録曲から、みずから作曲した「Shug」とデューク・エリントンの「Love You Madly」のカヴァーが公開中です。

　米ミシガン州マスキーゴン出身で、2021年秋からはバークリー音楽大学の助教授として教鞭を執るアレキサンダーが、Will Gorman（オルガン）、Steven Crammer（ds）とともにニュージャージー州モントクレアのSound on Sound Studiosで録音したデビュー・アルバムは、2019年に亡くなったアレキサンダーの父親に捧げられたもの。オリジナル曲のほか、エリントンの「Love You Madly」、ジョン・コルトレーンの「Central Park West」、ボビー・ハッチャーソンの「Till Then」、ダニー・ハサウェイの「Someday We’ll All Be Free」といったカヴァー曲も収められています。