ニュース

フランツ・フェルディナンド、6年半ぶりのニュー・アルバム発売決定 先行シングルのMV公開

フランツ・フェルディナンド   2024/09/11 18:24掲載
はてなブックマークに追加
フランツ・フェルディナンド、6年半ぶりのニュー・アルバム発売決定 先行シングルのMV公開
 フランツ・フェルディナンド(Franz Ferdinand)の6年半ぶりのニュー・アルバム『The Human Fear』が、1月8日(水)に日本先行でリリースされることが決定。先行シングル「Audacious」がミュージック・ビデオとともに公開しています。

 2013年作『Right Thoughts, Right Words, Right Action』でもタッグを組んだマーク・ラルフを再びプロデューサーに迎えた最新作『The Human Fear』は、リスナーの心を一瞬で掴み、人生を前向きにしてくれるようなアップビートな傑作であり、臆することなく独自のスタイルを突き進み、フランツらしさが炸裂した作品。スコットランドのAYRスタジオでレコーディングされ、人間の奥底に潜む恐怖と、どのようにその恐怖を克服し受け入れることが、私たちの人生を動かし、定義づけるかを暗示する11曲が収録されています。

 フロントマンのアレックス・カプラノスは「このアルバムの制作は、これまでで最も人生を肯定してくれるような経験の一つだった。タイトルは『The Human Fear』。恐怖とは、自分が生きていることを実感させてくれるもの。僕たちは皆、恐怖が与えてくれる刺激や興奮に何らかの形で中毒になっていると思う。それにどう反応するかで、いかに僕らが人間であるかがわかる。だから、ここにあるのは、恐怖を通して人間であることのスリルを求める楽曲群なんだ。一聴しただけでは必ずしも気づかないだろうけど」とコメントしています。

 あわせて公開された先行シングル「Audacious」のミュージック・ビデオは、長年フランツとコラボレートしてきたアンディ・ノウルズが監督を務め、何年もの間、バンドが地元グラスゴーの凱旋ライヴを行う舞台となっていたバロウランドで撮影されました。楽曲についてアレックスは「この曲は、自分の周りにある存在が構造から崩れていくのを感じたときに、大胆な対応をすることについて書いているんだ。図太く、勇敢であること、逆らうこと。無の永遠を淵から覗き込み“そうさ!クソ食らえ!今日はノー・サンキューだ!”」と説明。

 また、監督のアンディ・ノウルズは、MVについて「『Audacious』を初めて聴いたとき、すぐにこれは祝福のミュージックビデオを必要とする曲だと感じた。2022年に『Curious』でとった愉快なアプローチをベースにし、人生のより陰鬱な瞬間と、物事を ‘大胆な(audacious)’視点で見るときの爆発的な楽しさを対比させているんだ」と語っています。

 『The Human Fear』は、オードリー・テイトとディーノ・バルドーをメンバーに迎えた初のスタジオ・アルバムであると同時に、2017年に加入したジュリアン・コリーがアレックス・カプラノス、ボブ・ハーディとともに作曲や創作活動に参加したアルバム。ジャケット・アートワークは、ハンガリーのアーティスト、ドーラ・マウラーの自画像「7 Twists」にインスパイアされたものです。

 アルバムは、CD、LP、カセット、デジタル / ストリーミング配信でのリリース。1月8日(水)に日本先行でリリースされ、国内盤CDにはボーナストラック「It’s Funny」が追加収録されます。LPは、通常盤(ブラック・ヴァイナル)に加え、限定盤(ホワイト・ヴァイナル)、さらにdiskunion限定のオルタナティヴ・カバー盤(ブラック・ヴァイナル)が発売。国内盤CDと日本語帯付き仕様盤LPには、歌詞対訳と解説書が封入され、Tシャツ付きセットも発売されます。また、タワーレコード渋谷店では数量限定のカセットテープも発売されるとのことです。

拡大表示

Photo by Fiona Torre



■2025年1月8日(水)リリース
フランツ・フェルディナンド
『The Human Fear』

beatink.com/products/detail.php?

[収録曲]
01. Audacious
02. Everydaydreamer
03. The Doctor
04. Hooked
05. Build It Up
06. Night Or Day
07. Tell Me I Should Stay
08. Cats
09. Black Eyelashes
10. Bar Lonely
11. The Birds
12. It’s Funny *Bonus track


TOWER RECORDS ONLINE:
tower.jp/artist/discography/369667

disk union ONLINE
diskunion.net/jazz/ct/list/0/26532
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも
[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”
[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表
[インタビュー] YOYOKA    世界が注目する14歳のドラマーが語る、アメリカでの音楽活動と「Layfic Tone®」のヘッドフォン[インタビュー] 松尾清憲 ソロ・デビュー40周年 めくるめくポップ・ワールド全開の新作
[インタビュー] AATA  過去と現在の自分を全肯定してあげたい 10年間の集大成となる自信の一枚が完成[インタビュー] ソウル&ファンク・ユニットMen Spyder 初のEPを発表
[インタビュー] KMC 全曲O.N.Oによるビート THA BLUE HERBプロデュースの新作[インタビュー] 魚返明未 日本の新世代ジャズを牽引するピアニストが、新たなトリオでアルバムを発表
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015