ハロー!プロジェクト(以下、ハロプロ)の
ハロプロ研修生による年に1度の大イベント〈Hello! Project 研修生発表会 2025 〜春の公開実力診断テスト〜〉が、5月11日に東京・LINE CUBE SHIBUYAで開催されました。
毎年恒例の「実力診断テスト」では、ハロプロ所属グループでのデビューを夢見るハロプロ研修生のパフォーマンスを、審査員やファンの投票によって表彰します。
2025年の今回は、2023年3月加入で3度目の参加となった牧野永愛・
林仁愛。2024年2月加入で2度目の参加となった浅野優莉花・宮越千尋・西村乙輝・大坪茉乃・吉田光里・杉原明紗・服部琉愛。そして、本年2月加入で初参加となった長野桃羽・坂本葵花・鈴木もあ・石川華望・根本花凛・宮?理帆・大野愛莉・樋口愛海・染谷彩良の計18人が参加しました。
ステージは、ハロプロ研修生のMC指導などを担当する
アラケンをメインに進行。ハロプロ研修生の定期公演でメンバーの成長を見守り続ける
まこと(シャ乱Q)、ダンス指導の
みつばちまき、歌唱指導の上野まり子、ハロプロを擁するアップフロントグループでレコーディングディレクターを務める橋本慎、ハロプロOGの
竹内朱莉と
石田亜佑美が、審査員としてハロプロ研修生のステージを見守りました。
[ライヴ・レポート] 会場の緊張感も高まる中、本年の「実力診断テスト」がいよいよスタート。衣装やステージ演出を自ら考えたハロプロ研修生の各メンバーは、自身選曲のハロプロ歴代楽曲を次々と披露した。
トップバッターの牧野はごまっとうの「SHALL WE LOVE?」でファルセットを何度も響かせ、竹内は「時々見せるカメラ目線の表情がバチッとハマるとき」がカッコよかったと称賛。℃-uteの情熱的なナンバー「Kiss me 愛してる」をカバーした長野は、2日後に控えた15歳の誕生日を前に「大人っぽい曲にチャレンジしたい」との理由から選曲したと明かし、橋本は歌やダンス、表情管理の上手さにふれ「落ち着いてやっていたのがすごいよかった」と評価した。
歌とダンス、ラップが混ざるモーニング娘。(田中れいな・鞘師里保 / Rap:新垣里沙・光井愛佳)の「シルバーの腕時計」を披露した根本を「歌とラップに違和感がなくて、どっちもちゃんと主人公としてやっていた」と高く評価したのは石田。背中の大きなリボンも目立つ衣装でステージに登場した宮?は、あぁ!の「FIRST KISS」を歌い上げ、上野は「将来性を感じる歌声でした」と期待を込めた。
右手にタンバリンを持ち、アイドル然としたピンクのドレスでステージに登場した樋口は、月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。)「恋☆カナ」で躍動し、石田は「こっちが笑顔にさせられちゃうパフォーマンスだったと思います」と絶賛。℃-uteの「夢幻クライマックス」でシリアスな表情を浮かべた石川は「歌で上手くいかないところがあって、すごく悔しかった」とこぼし、ダンスでの表情を褒めた竹内はさらに色んな表情を見せられたら、自然と「目で追っちゃうような人になれる」とのびしろに期待を込めた。
Berryz工房「ヒロインになろうか!」を披露した吉田が青と白を組み合わせたステージ衣装について、森高千里の曲「非実力派宣言」がモチーフにあったと意外なルーツを告白。藤本美貴の「ロマンティック 浮かれモード」を歌い上げた大野は、パフォーマンスだけではなくトークでも達者な一面をみせ、橋本はステージでの「貫禄と場の空気を全て持っていく(力は)天性のもの」と絶賛した。
大坪はJuice=Juiceの「『ひとりで生きられそう』って それってねえ、褒めているの?」の曲中にカメラ目線でウインクを決め、日頃から見守る上野は昨年よりも「急成長」と称賛。白と黒の衣装をまとった鈴木はGAMの「LU LU LU」を披露し、みつばちまきは音楽と歌とダンスが「綺麗にミックスしてくると、いい味が出てくるのかなと思う」と成長を願った。
竹内が「引き込まれるというか、見ているこっちも素敵だなと思った」と称えた浅野は、℃-uteの「涙の色」をヒールで披露するために「出かけるときも、家で練習するときも、ヒールで過ごすようにしていました」と吐露。Juice=Juice「初恋の亡霊」を歌い上げた杉原は初めて「ヒールでのアクロバット」に挑戦したと伝え、昨年、ハロプロ研修生の定期公演で共演した石田は「(当時と比べて)今回は最後まで落ち着いて、余裕がありながら歌えている姿を見られてうれしかった」と伝えた。
松浦亜弥 with 稲葉貴子の「宇宙でLa Ta Ta」を歌い、観客のクラップを促す余裕もみせた林に「(曲中の)リズム感、後ろの楽器っていうのを、もっともっと研究してみてください」と、アドバイスを与えたのはみつばちまき。℃-uteの「都会っ子 純情 (2012神聖なるVer.)」で最後に「センキュー!」と笑顔を向けた服部は、名前「琉愛(るあ)」のイニシャルにちなみ「Rのワッペンを付けました」とステージ衣装のこだわりを伝えた。
OCHA NORMAの「ミステイク」を歌った坂本は、同グループのメンバー・窪田七海への憧れから選曲したと明かし、上野は難しい曲ながら「1人でこの大ステージで歌ったのは、グッジョブ」と称賛。モーニング娘。'16の「泡沫サタデーナイト!」を披露した染谷は、昨年はじめたという「特技」のタップダンスを合わせたパフォーマンスで、審査員や観客をあっと言わせた。
こぶしファクトリーの「Come with me」でのびやかなフェイクを響かせた西村は、ハロプロの歴代楽曲を流しながらの「筋トレを毎日、15分やりました」と本番までの努力を回想。ラストを飾った宮越によるモーニング娘。の「Moonlight night 〜月夜の晩だよ〜」について、激しく動きながらの歌声を称えた竹内は「緩急」を付けられればより、心を「引き寄せられるパフォーマンスができるんじゃないかと思った」とアドバイスを伝えた。
投票結果の発表まで、ハロプロOGの竹内と石田、ゲスト参加したハロプロの新グループ・ロージークロニクルもパフォーマンスを披露。本年の「実力診断テスト」も終盤を迎え、いよいよハロプロ研修生の表彰へと進んだ。
審査員特別賞に選ばれたのは4人で、竹内が「イントロの時点で心つかまれました」と称賛した坂本は「竹内朱莉賞」を受賞。石田から「もう1曲見たいと思わされた」と太鼓判を押された根本は「石田亜佑美賞」の受賞に喜んだ。
上野から「素晴らしい歌唱力」として「歌唱賞」を与えられた林は「今年はすごく歌に重点を置いて練習してきた」と振り返りながら喜び、みつばちまきによって「ダンス賞」を受賞した長野は本番に向けて「ダンスの見え方を頑張って練習したので、すごくうれしいなって思います」と語った。
そして、総得票数3461票のうち、最多の665票を獲得した「ベストパフォーマンス賞」の発表に。本年の受賞者が西村だと発表されると会場に大きな拍手が響いた。
発表役を務めた石田、竹内が感想を受けて、涙を浮かべた西村は、披露曲であったこぶしファクトリーの「Come with me」は「難しくて、肺活量もぜんぜんもたなくて、最初はこの曲選んで失敗したかと思ったので、めちゃくちゃ頑張って練習してよかったです」と伝えた。
すべての演目が終わり、最後はメンバー揃って「ありがとうございました!」と観客へと挨拶。ハロプロ研修生が様々な表情をみせた本年の「実力診断テスト」は、大団円を迎えた。[受賞一覧]ベストパフォーマンス賞: 西村乙輝
「Come with me / こぶしファクトリー」
竹内朱莉賞: 坂本葵花
「ミステイク / OCHA NORMA」
石田亜佑美賞: 根本花凜
歌唱賞: 林仁愛
「シルバーの腕時計 / モーニング娘。」
ダンス賞: 長野桃羽
「Kiss me 愛してる / ℃-ute」