ニュース

ジョン・コルトレーン&エリック・ドルフィー、1961年8月の未発表ライヴ音源がアルバムに

ジョン・コルトレーン   2023/06/01 21:00掲載
はてなブックマークに追加
ジョン・コルトレーン&エリック・ドルフィー、1961年8月の未発表ライヴ音源がアルバムに
 録音が高く評価される1961年11月にニューヨーク・ヴィレッジ・ヴァンガードでのライヴからさかのぼること3ヵ月、ジョン・コルトレーン(ss, ts)、エリック・ドルフィー(fl, b-cl, as)、マッコイ・タイナー(p)、レジー・ワークマン(b)、エルヴィン・ジョーンズ(ds)からなるクインテットがニューヨークのジャズ・クラブ、ヴィレッジ・ゲイトで行なったライヴの未発表音源を収録するアルバム『ヴィレッジ・ゲイトの夜(原題:Evening at the Village Gate)』が7月14日(金)に発売されます。アルバムからの先行シングル「インプレッションズ」が公開されています。

 アルバムに収録されるのは、コルトレーンの代表的レパートリーである「マイ・フェイヴァリット・シングス」、「インプレッションズ」、「グリーンスリーヴス」に加え、エリック・ドルフィーのバス・クラリネットが光る「ホエン・ライツ・アー・ロウ」、そしてライヴ音源としては初登場となるコルトレーン作曲の「アフリカ」の5曲。

 この音源は、1961年当時、新しい音響システムのテストの一環としてエンジニアのリッチ・アルダーソンによって録音。その後、テープが行方不明になっていたものの、近年、ニューヨーク公共図書館にて発見されました。コルトレーンとドルフィーの組み合わせから発せられる創造的で変革的なスピリット、そして短命に終わったクインテットの音楽的成果を余すところなく捉えた録音です。

 アルバムのCDブックレットには、このライヴに参加したベーシストのレジー・ワークマンと録音エンジニアのリッチ・アルダーソン、さらに、音楽史家のアシュリー・カーンやサックス奏者のブランフォード・マルサリスとレイクシア・ベンジャミンが寄稿したエッセイを収録。日本盤は、SHM-CDとSA-CD(SHM仕様)の2形態で発売されます。


©Herb Snitzer

ジョン・コルトレーン「インプレッションズ」
John-Coltrane.lnk.to/Impressions_LivePR
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] Nina77 YouTube再生回数86万回以上の代表曲 「一人ぼっちの革命」を含む初CDリリース[インタビュー] ヒビキpiano 超絶ピアノで紡ぐ やさしく心安らぐ楽曲たち
[インタビュー] 橋本淳&筒美京平コンビの最後の傑作「ホテル砂漠」でデビューする新人アーティスト「夏海姉妹」[インタビュー] 山中千尋 その自由さにあこがれるウェイン・ショーターと坂本龍一に捧げられた新作
[インタビュー] 色々な十字架   噂の“ヴィジュアル系バンド” 初のフィジカル・アルバムをリリース[特集] 『コンサート・フォー・ジョージ』ポール、リンゴ、クラプトン…豪華メンバー出演の追悼公演を収録する映像作品が劇場公開
[インタビュー] キノコホテル 全従業員退職の試練を乗り越え営業再開、“人間”マリアンヌ東雲が語る新作と現在地[インタビュー] 松井秀太郎 やりたいことを詰め込んだアルバムを携え、新世代のジャズ・トランペッターがデビュー!
[インタビュー] akiko / 海野雅威を迎え制作したオーセンティックなジャズ・スタンダード集を発表[インタビュー] 工藤祐次郎 飄々とした佇まい 注目のSSW、2作同時リリース
[インタビュー] sphontik 気持ちの良いビート、心地の良いサウンド Good Waveな新作[インタビュー] 満島貴子 ボーダーレスなフルート奏者 ラグジュアリーで情熱的な新作
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015