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ジョン・レジェンド、ファレル・ウィリアムスが全編プロデュースした新作『Muse』を発表

ジョン・レジェンド   2026/09/10 12:44掲載
ジョン・レジェンド、ファレル・ウィリアムスが全編プロデュースした新作『Muse』を発表
 ジョン・レジェンド(John Legend)が、20年以上にわたる友人でもあるファレル・ウィリアムスをプロデューサーおよび共同ライティングに迎えた新作『Muse』を10月23日(金)に発表します。アルバムからのリード・シングル「Daylight」が公開中。ジョン・レジェンドは9月7日、NFLシーズン開幕を記念して放送されたCBSの特別番組『America’s Tailgate』にナッシュヴィルから出演し、同曲を一足先に披露していました。

 『Muse』は、これまでとはひと味違うジョン・レジェンドの姿を映し出したアルバムとなっています。20年以上のキャリアを通じて、数々のバラードが多くのリスナーに愛されてきた一方、今回は自分自身ですら予想していなかったような作品を目指したとして、ジョン・レジェンドは「これまでのレパートリーも、とても幅広いものだったと思います。ただ、キャリアを通じて最も大きな反響を得てきたのは、やはりピアノを中心としたバラードでした。今回はその定型をあえて崩して、フレッシュで新しいことをやりたかったのです」と語っています。

 アルバム制作のきっかけとなったのは、ファレルがプロデュースを手がけたクリプスのカムバック・アルバム『Let God Sort Em Out』へのジョン・レジェンドの参加でした。収録曲「The Birds Don't Sing」で披露した彼のヴォーカルに触発されたファレルは、その声を軸にアルバムを作ることを思いつきました。ジョン・レジェンドは「ファレルから電話をもらった瞬間、“やろう”と思いました。僕たちなら、とっくにこういう作品を一緒に作っていてもおかしくないと、多くの人が思うかもしれません。でも実際には、まだ一度もなかった。むしろ、ようやくこの時が来たという感覚でした」と振り返っています。

 2人は2025年1月、ファレルがメンズ クリエイティブ・ディレクターを務めるルイ・ヴィトン本社内のスタジオに集まり、パリで作曲とレコーディングを開始しました。アルバムには、ニーナ・シモンナット・キング・コールマーヴィン・ゲイからの影響も反映されています。アルバムについてジョン・レジェンドは「ファレルが最初から思い描いていたのは、クラシックでシネマティックな要素をふんだんに取り入れた、“ブラック・ジェームズ・ボンド”のような美学を持つ作品でした。ただ、その土台にあるのはあくまでモダンなバックビート。僕らしさも、彼らしさも感じられますが、どちらにとっても新しいサウンドになっています。僕とファレルという組み合わせは、考えただけでも相性がいいと思っていました。でも、実際に完成したものはその想像を超えていました」とコメントしています。2人のコラボレーションは、ルイ・ヴィトンの2026年秋冬メンズ・ファッションショーで使用された、躍動感あふれるゴスペル調の楽曲「Pray For Ya」が一足先に披露されており、同曲は6月に展開されたファレルの「モエ・エ・シャンドン アイス アンペリアル」キャンペーンにも起用されています。

 『Muse』は、まさに2人による真のコラボレーション作品となっており、そのためにジョン・レジェンドはこれまでとは異なる形でクリエイティヴの主導権を委ねる必要があったとして、「このアルバムには、ファレルがすべて書いた曲を僕が歌っているものもあります。僕にとっては、ほとんどないことです」と語り、最終ミックスが完成した際、ファレルからは「信頼してくれてありがとう。辛抱強く付き合ってくれてありがとう」とメッセージが届いたといいます。ジョン・レジェンドは、「議論でどちらが勝つかでも、エゴでもありません。勝つべきなのは音楽そのもの。どんなぶつかり合いも、最後に勝つのはアートであるべきだと思っています」「キャリアのある地点まで来ると、新しいものを作らなくなるアーティストは少なくありません。ヒット曲だけを演奏して、自分たちのコンフォート・ゾーンにとどまることだってできる。でも僕は、“これからも自分自身を証明し続けなければならない”という気持ちを失わないことが大切だと思っています。このアルバムには、“今こそ作るべきだ”という切迫感と、リスナーの皆さんにしっかり耳を傾けてもらうだけの価値がある作品にしたい、という思いを込めました」と語っています。



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